シュマドリ・ヒュッテ(2262m)を訪ねて

数年前オーバーホルンゼーに来た時、標識にシュマドリ・ヒュッテまで1時間とあった。
ラウダーブルンネン谷の最奥にあるこのヒュッテは
無人小屋=難易度高と思い込んでいた。
地図でよく調べてみると時間は掛かるが、問題になるような箇所はない事が分かりました。


ラウターブルンネン駅からシュテッヘルベルク行きのバスに乗り、終点まで行き歩き始めました。

    
  ホテルの前が終点です。シュマドリ・ヒュッテまで4時間30分とありました。
  断崖の上にギンメルワルトの街が見えます。


      
  渓谷沿いを暫く歩きますがこの川はラウダーブルンネンを通り最後ブリエンツ湖に流れ込んでいます。

 トラッセルラウエネンまでは、傾斜も緩やかで車が通れる道もあります。
           
           放牧小屋が数軒あり牛が草を食む長閑な光景の所です

               
               トラッセルラウエネンのホテルから見るグロスホルン(中央)

           
          右側に見える雪渓のある山はグスパルテンホルンです

        
      ベルグウェルク(1260m)から樹林の中の急登です     

           
           急登の後に見た景色はシュマドリバッハ滝とブライトホルン(3780m)

           
           以前泊まったオーバーシュタインベルクホテルが対岸に見えました

           
        この辺りからは何本もの綺麗な滝が眺められます。シュマドリ滝は上の右側です。

           
           ミッタグホルン(3892m)とグロスホルン(3754m)が見えます

 シュバント(1648m)に着きました。
      
  酪農の一軒家があり、いろいろの動物を飼っていました    振り返るとミューレンの街が見えます

    
  沢が幾筋もあり、石伝いに渡ったり木の橋で渡ったりします。

           
       ユングフラウの稜線が少しだけ見えました。この日ユングフラウは全容を現しませんでした

       
     移り行くコースの変化を楽しみながら歩きました  ラウダーブルンネンタールがよく見渡せます

 オーバーホルンとシュマドリヒュッテの分岐 (2111m)に着きました          
           
           平坦でお花が綺麗な所で、目指すヒュッテがチョット見えました

           
           大きな石の道標に導かれて、稜線を上がります。

 可愛い無人のヒュッテに着きました
    
  ヒュッテの内部です。右に20人位泊まれる2段ベットの部屋があり、毛布もありました

    
  ヒュッテの横で寛ぐ人達                「来れて良かった」と思う私

    シュマドリヒュッテの前から見る壮観な景色
      
      山は左からエーベニフルー(3862m)、ミッタグホルン(3892m)、グロスホルン(3754m)です

             
           ヒュッテの前の湿地にはアサツキの群生がありとても綺麗でした

 名残を惜しみながらヒュッテを後にしました
    
  シュマドリ川を渡りお花畑の中を歩き、オーバホルン分岐(2029m)を左に向かいます

 分岐から15分位で、オーバーホルンゼーに着きました
           
             山上の湖に再び来れて,嬉しさと懐かしさでいっぱいです

    
 山奥の静かなオーバーホルンゼーにユングフラウがちょっと写ってくれました。   

 オーバーシュタインベルク・ホテルに向かって歩きました
           
           以前泊まったオーバーシュタインベルクホテル(滝はシュマドリ滝です)

ここに泊まる事も一案でしたが、明日からの天気予報も良くなかったので、中腹につけられた道を
 通ってシュテッヘルベルクのバス停からバスに乗って帰りました。
 お天気は今一でしたが「変化に富んだ楽しいコースで良かったね」と主人と同じ感想を持ちました。 
      

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