アネン・ヒュッテ(2360m)を訪ねて
以前ファフラーアルプからラウヘルンアルプまで歩いた時、景色の素晴らしさに魅了された。
レッチェンタールの奥に私達でも行けるヒュッテがある事を知り、行く機会を待っていた。
フィスプに滞在していた時、電車でゴッペンシュタインまで行き、駅の横から出ているバスで
ファフラーアルプ終点まで行き、前回と違って今回は奥に向って歩き始めました
本日のコース概要 ファフラーアルプのバス停から歩き始めます アネン・ヒュッテまで右岸でも左岸でも2時間です 目指すアネン・ヒュッテが見えます ラウターブルンネン・ブライトホルン(右)とタール氷河、チンゲルホルン(左端) 素朴な家が並ぶグレッチャーシュタフェルの集落 右岸の道と左岸の道の分岐です。我が家は左岸の道へ行きます この橋でロンツァ川を渡ります ファフラーアルプの方を写しています。山は西の方角にある山ですが馴染みがないです ヤナギラン咲く広い道を歩きます 樹林の間にレッチェンリュッケが見えます 写真左はグロスホルン(3754m)、レッチェンリュッケ(V字の所)の左はアヌングラート、右はザッテル ホルン(3745m)です 青く澄んだ水が綺麗なグルントゼーの脇を通ります 広い草原を緩やかに登ります ラング氷河の穴ぼこ(写真)からチョロチョロと流れ出した水は、ロンッア川と なって流れて行きます 左から順にグロスホルン(3754m)、イェーギクヌーベル(3124m)、アヌングラート(3707m)、 レッチェンリュッケ(3173m)、ザッテルホルン(3741m)です 大きな石にアネン・ヒュッテへの標識があります 氷河とのマッチが良い所に綺麗なお花が咲いていました ロンツァ川に架かる橋を渡って右岸側へ、ヒュッテへの山道が2つあり、私達は 右のコースを行きました レッチェンターラー・ブライトホルンとディッシュリク氷河の眺めが素晴らしいです 山腹を回り込むようにヒュッテに向います 今は綺麗なお花の道ですが、昔はここも氷河だったのでしょうか ラウダーブルンネン・ブライトホルンの横縞模様が凛々しさを感じます この辺りが今日一番の急登かな? アネン・ヒュッテが大きくなりました スイス国旗とアネン・ヒュッテ、今まで見てきたスイスの山小屋と外観が違います アヌングラードとアヌン氷河 小屋が見えてからが長いです。小屋が見えているから元気が出ます レッチェンタラー・ブライトホルン(3784m)が大きく高く聳え、ディッシュリク氷河が豪快に流れています ビーチホルン(3934m)は遠くなので、ここからはその大きさが分かりません 念願のアネン・ヒュッテ(2358m)に着きました アネン・ヒュッテから見るレッチェンリュッケ(3173m)、右の山はザッテルホルンです ヒュッテは新しく綺麗でした。テラスで食事をしてゆっくり周りの景色を楽しみました レッチェンリュッケの左上の棚にホランジア小屋(3240m)がはっきり見えました アネン・ヒュッテから4時間、私達には夢の山小屋です 食後にヒュッテの上に行ってみました リュッケの左はアヌングラートで前を流れる氷河はアヌン氷河で、ラング氷河と合流。 高峰に囲まれた美しい谷の最奥に建つヒュッテを訪ねられて本当に嬉しく思いました。 羊さんが出てきて可愛いかったです。レッチェンリュッケの向こう側はアレッチ氷河です 名残惜しいですが下山にかかります ロンツァ川の左岸に通ってきたグルンドゼーが右岸にはこれから行くグッギゼーが 見えます。レッチェンタールにある集落が奥に見えます 小屋のすぐ下にあるアヌンゼーに寄りました 周りの山々を映し出す美しい湖です。泳いでいる人もいました 小屋への別れを惜しむ主人。レッチェンタラー・ブライトホルン(中央)ビーチホルン(右) 右岸の山道を通って下山します。右上にはラウダーブルンネン・ブライトホルン レッチェンタール左岸の山並みとロンツァ川です。鋭いモレーンです グッギゼーへは小山の中腹に付いた山道を通って行きます 左上レッチェンタール、右上ラウダーブルンネンの両ブライトホルンを見ながら下ります 背後のシンホルン(3797m)の優美さにホッとするものを感じます 右上に見えるラウダーブルンネン・ブライトホルン 振り返れば訪ねたアネン・ヒュッテが、更に奥のホランジア小屋も見えて嬉しかった グッギゼー(2007m)です、華やかさはないが落ち着いた湖です 山々を湖面に写している湖で休憩しました グッギシュタッフェルを通るコースをとったので、意外と時間がかかり、バスの時間に間に合わせるために大急ぎでファフラーアルプまで歩きました ファフラーアルプのバス発着所に着きました。間に合って良かったです 最後まで美しい姿を見せてくれた屏風のような高峰と、外観がスイスの山小屋らしくないアネン・ヒュッテ、 周りの山々を写してくれた三つの湖、最高のお天気に恵まれて最高のハイキングが出来ました。 |