ゲンメンアルプホルンからユシュティス谷へ
去年はゲンメンアルプホルンからハブケルンに下りたが、お天気が良くなかった。
今年はゲンメンアルプホルンから北の方角にあるインネレリウの集落に行こうと思って
計画をしていたが、途中の道が分からなかった事や、計画の甘さで目的地に行けず
ニーダーホルンからゲンメンアルプホルンへのハイキング道から左下に見えていた
ユシュティス谷の道を不本意だったが歩くことになってしまった。
インターラーケン・ウエストからバスでビアテンベルグまでバスで行き、ロープウェイでニーダーホルンまで上がりました![]() ニーダーホルの標識ですが、我が家が計画で行こうとしている所は載っていません ![]() 何度も来ているし、見晴らしも良くないので歩きだしました 2011年に来た時のニーダーホルンからみるベルナーオーバーラントの山並み 赤白の鉄塔がニーダーホルンの山頂を特徴づけている鉄塔です ![]() ニーダーホルンからみるユシュティス谷です。(帰りに歩いた谷道が見えます) 計画では綺麗な半円形の底↑(ジヒレ1679m)を越して向こう側に下りるつもりでした ![]() 岩の上にシュタインボックが三頭もいます ![]() 親子かな?お互いに呼び合っているのかな? ![]() 暫く歩くと草原の中にもいました ![]() 下に見えるユシュティス谷は穏やかな谷ですが、私達が歩いているグッギスグラート (ニーダーホルンからゲンメンアルプまでの稜線)の北西面は険しい岩稜なので、谷に 下るノーマルな道はありません ![]() ブルクフェルトシュタント"(2063m)晴れていればベルナーオーバーラントの山々が 綺麗に見える所です ![]() ニーダーホルンから歩いてきた道を振り返っています 鉄塔の後ろに薄く見える山がニーセン山です ![]() 今まではスキップでも歩けそうな道でしたが、山道らしくなりました ![]() 背が低いリンドウの花が地面を覆って綺麗でした ![]() 写真中央やや左の丸い山が頂上ですので、小さいがアップダウンを繰り返します ![]() 落石注意の看板も、適切な靴で歩くようにと注意する看板もありました ![]() このような避難所もありました。普段は簡単に歩けるが侮れないコースなのでしょう ![]() お花を避けて歩くのが大変な道です ![]() ワイヤーが付けられ、安全に歩けるようにハイキング道が整備されています ![]() ユシュティス谷からゲンメンアルプホルン頂上へ突き上げている稜線です。 登頂意欲をそそる稜線ですが山道は無いので、ザイルを持って登るのでしょうか? ![]() 頂上への最後の登りです ![]() 頂上で休む一団。私達もここで、持ってきた昼食を食べました。 去年来た時は木のモニュメントが数本立って似つかわない感じがした ![]() ゲンメンアルプホルン頂上、まだインネレリアに行く予定だったので、標識の 右上から四番目のグリューネベルクパスの方に向かって歩きました ![]() 頂上直下の急降下の道です ![]() スイスアルプス三大名花の一つエンツィアンです ![]() シュタインボックが7~8頭いましたが、印を付けていたので飼われているようです アルペンローゼも咲いて綺麗な所でした ![]() 綺麗に半年を描く稜線の左の山がビュルスト(1968m)、右の山はシベ(1955m)、その横に 続く片屋根のような尾根はジーベン・ヘングステ(1951m)で石灰石で出来た山だそうです 一番低い所がジヒレ(1679m)で、この時はまだジヒレを通ると思っていました ![]() よく分からないがシュタインボックの子供かな?草を食べていました ![]() ゲンメンアルプホルンを右に回って下りてきました ![]() ベルナーオーバーラントの山並みが見えます 左からシュレックホルン、ヒンスターアールホルン、アイガー、メンヒ ![]() ここはハブケルンに下った時歩きましたが、変った山容のジーベン・ヘングステは ガスって見えませんでした。見たかった景色です ![]() キューシュタント(1860m)から地図ではジヒレへ行く最短のコース(クーメリ1618m経由) があったのですが標識にはありません。(標識に無い細い道があったのかも知れません) 遠回りになるがグリューネベルクパスの方向に向かいオーバーベルグを経由します まず今日一番目の問題点です ![]() 表現出来ないが不思議な雰囲気の所です ![]() 大きな石が敷き詰められたような所ですが、石の間に小さい池があったりします 前方に見えるジーベン・ヘングステ山のカルスト地層は地質学的に有名だそうです ![]() オーバーベルグの酪農小屋が見えてきました。心細いほど静かなコースです ![]() この標識(1760m)で写真の右斜め上に登って行くとグリューネベルク峠へ行きます ![]() グリューネベルク峠まで1時間10分、その後1時間30分でインネレリアのバス停なので そのルートをとれば良かったのですが、まだジヒレ経由のコースで行けると思っていた。 これが二番目の問題点です ![]() 標識の所で若い女性に会ったら、ユシュティス谷を下りると言うので、途中まで同じと 思って後を歩いた。 ここは青々とした綺麗な草原で私達はご機嫌だった ![]() 地図も見ないで、写真に小さく見える小屋に向かって歩いて行った ![]() 池塘にはリュウキンカが咲いていました ![]() キンポウゲもちょうど見頃でした ![]() ルンルンと歩いてクーメリ(Chumeli)にある酪農小屋に着いたが、「前に行った女性が 居ない、赤ペンキも無い」「駄目だ、戻ろう」と赤ペンキを探して戻った。 40分位のロスだった。これが三番目の問題点(ミス) ![]() 赤ペンキのある道に戻りホッとした。1618m地点にある標識。だがしかし地図にある キューシュタント(一番目の問題点)からの道が標識に無い。やはり道は無かったのか? ![]() Luusbuel1518mの小屋が見えてきた。ここから小屋を右に巻いてジヒレに行く道がある。 どうしようか迷ったが、今日はミスが多くて疲れたのでユシュティス谷に下ろうかと思った ![]() ユシュティス谷とグッギスグラート北西面の岸壁 写真左がゲンメンアルプホルン、右の薄く鉄塔が見えるニーダーホルン ![]() ヒンターベルク(1368m)の酪農小屋とユシュティス谷右岸の山並み ![]() こんな可愛い姿を見ると考えさせられます。ドナドナが思い浮かびます。 ![]() インネレリウ・ガレージまで2時間半、バスには間に合うが標高差300mの登りがある 再度考え歩く時間は余り変らないがトゥーン湖畔に下る決心をした ![]() 決心をしても、弧を描いている稜線を振り返って残念に思いました 写真右のピークはシベの山並み ![]() ユシュティス谷を歩く。前方の薄く見える山がニーセン山です ![]() 「2時間も林道を歩くのだから」と酪農レストランで一休みする事にしました。 自家製の蜂蜜とチーズも買ったが、両方とも安くてとても美味しかった ![]() 川が流れ綺麗な谷なのに、気落ちした私は口数が少なくなってしまった(上流を見る) ![]() 鉄塔が見えるピークが歩き出したニーダーホルンです。険しい岸壁です ![]() トゥーン湖が見えました。ニーセン山が大きく見えます 長かった林道歩きが終わりバス停に着いたら、直ぐトゥーン駅行きのバスが来ました ミスと言うか問題点の多いハイキングでした。今年もいろいろと後悔が沢山ありましたが。 今日のコースは思い入れが大きかったので残念無念で仕方がありません。(リベンジしたいコースです) |