センティスからシュヴェグアルプへ向かうが引き返す
飛行機は直行便で横になって来たので疲れは感じず、お天気も良いので、一日目だが
ティアーヴィースの山小屋を訪ねるコースを歩こうと思って出掛けました。
赤コースとは言え、T3レベルのちょっと厳しいコースだと思いながら歩いている最中、主人が
「足に力が入らないから下りは無理だ」と言う。事故が起きたら困るので直ぐ引き返す事にした。


滞在している貸別荘からガイスの駅までは6〜7分です

ガイスの駅は無人駅ですが、駅舎の端に小さなお店があります


アッペンツェル駅で電車を乗り換えウルネッシュ駅に着きました


駅前からシュヴェグアルプ行きのバスに乗ります。2両連結のバスが出ます


シュヴェグアルプは木造の山岳ホテルに変って近代的なホテルが出来ました。(3年前)


正面の岩山が東スイス地方を代表する名峰センティスです。


我が家も「あの雪渓を歩くのね〜」と言いながら、ロープウェイから見ていましたが・・・


我が家が目指した山小屋はあの辺りになると思います。


センティスの山頂駅はお店があったりして広いです


民族衣装を着た家族連れが本物のようです


3回目になるが、折角だからと展望台に上がりました


南の方角に7つの頂きを持つクーアフィルステンの山並みも見えました


我が家が歩いた、リセングラートの尾根道も良く見えます。丸い山頂は名峰アルトマンです


センティス山頂のホテルの向こうに(東の方角)見える湖はゼーアルプ湖です


山小屋のあるティアーヴィースまで1時間20分 シュヴェーグアルプまで2時間40分の赤コース
です。

計画のコースは赤色の‥‥でした。青色の×で引き返しました


トンネルのような建物の中を通って外の登山道に行きます


気を引き締めて、いきなり厳しい下りです

       
       一歩踏み外すと大変です。とんでもない処に来たと思いました


岩と岩の間から綺麗な景色が見えますがゆっくり見ている余裕がありません

       
下からどんどん上がって来るし、私の後ろに大勢着いているし、すれ違いの判断に困りました

       
あの垂直に近い岩壁をよく下りてきたと思いながら振り返って見ています


何処までも続くロープが心強いです



正面の鋭鋒はギレンシュピッツ(2446m) 頂上まで行かずに左折します(黄色の標識が見える)


分岐の標識です。これが赤コースかな?と思います


雪が多いアルプシュタイン山群です。遠くにゼーアルプ湖が見えます


赤い人の後ろの山がグラウホップ(2215m)で中腹をトラバースするようにコースが付いています
目指す山小屋は印を付けた辺りですベルグハウス ティアーヴィーズ


立てに筋が入ったような急な岩稜の下りが続きます


雪渓の上をロープウェイが、素晴らしい所に来たと喜んだのですが


このような山道は得意な主人の格好が「ちょっと変だ」とは思いました。
暫く行くと「足に力が入らないから下りは無理だ」と。こんな所で言われても困ると途方に暮れましたが、益々下りになるので引き返すしかありません。



主人の荷物を軽くして、祈るような気持ちで慎重に山頂駅に引き返しました

山頂駅に無事着いた時はホッとして助かったと思いました


バスを待つ間シュヴェグアルプのレストランでお茶をして、周りの景色を眺めて帰りました

残念には思いましたが、無事戻る事が出来て良かったと思います。
体調不良の怖さを身に染みて感じ、今年の計画を立て直しました



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