ラウヒェルンアルプからファフラーアルプへ
毎日天気が安定せず、朝になって行き先を決める状態で、この日も何処に行こうか考えて、
2006年に歩いた事がある「レッチェンタールを歩く」を今回は反対から歩く事にした。
レッチェンタールはビーチホルンやブライトホルン、アレッチホルンが連なる山脈の西側にのびる谷。美しい山々に囲まれた静かな谷には、古い木造のシャレーが並ぶ素朴な村が点在しています。アレッチ氷河から続く一帯として世界遺産に認定されています(スイス政府観光局のサイトより) ラウヒェルンアルプ(Lauchernalp)からファフラーアルプ(Fafleralp)まで、ほぼ太い赤線のコースを歩きました ゴッペンシュタインの駅を出るとバスが待っています ヴィラーでバスを降りるとロープウェイ乗り場があります 谷に伝わる「ロイチェゲッテ」と言う独特の祭りに使われるお面が壁面に飾ってあります ラウヒェルンアルプ(1968m)に着きました。前に来た時(2014年)無かった新しい シャレーが、幾つも建っています。写真右の山はテンバッハホルン(3013m)です ラウヒェルンアルプのロープウェイ駅(1968m)です 雪の山はヴァイスホルンです。ファフラーアルプまで2時間20分とあります ホッケンホルン(3293m)に向かうように歩いて行きます。登らないコースもあります ヴァイスホルン(4506m)が真っ白くてきれいです ビーチホルン(3934m)はまだ逆光です 風情ある美しい景色です。背景は南西方向にある山です(下の写真で山名説明) 沢を渡ります 南側を向いて綺麗に並んでいるシャレーです 左からニウェン(2769m)、ファルドゥム・ロートホルン(2832m)、ファルドゥム・グラート(2777m) レスティロートホルン(2969m) 前に出ている尾根を抜かして奥がマジングホルン(3054m) ビーチホルンは何処から見ても威厳を感じる大きい山です 皆が見ている下はレッチェンタール、対岸はレッチェンタール左岸の山並みです ヤナギランが丁度最盛期で山肌をピンク色に染めています 少し光線が良くなったビーチホルンとヤナギラン 写真の左に数軒ある集落はテルラです 対岸の山、左の尖った山はレッチェンタール・ブライトホルン(3785m)、右はビーチホルンです ヴェリッツアルプの集落には教会もあります Weritzalp(2099m)の標識 後ろに見える薄い山がホッケンホルン 緑が美しいカラマツ林の道です 3000mの高峰が続く山並みです。中央右ブライトホルンとその右ブライトラウイホルン 奥にラング氷河が大きく見えるようになりました。V字がレッチェン・リュッケ(3158m) 右の三角形の山がサッテルホルン(3747m)、順にシンホルン(3797m) レッチェンタールを流れる川はロンツァ川です ヴィシュリートバアン(2028m) ビーチホルンを飽きるほど(ずっと見ても飽きないが)眺めて贅沢な一日です 下に見える村はテラアルプ レストランは大賑わいです。スイスの州旗が全部入った旗です テラアルプの集落を橋を渡った所からみています。 テラアルプの標高は1865m レッチェンタールは長い谷です。すぐ下の集落はプラッテン、遠くは谷の下流です レッチェンタール・ブライトホルンの山並みを見ながら歩きます シュヴァルツゼー(1858m)の標識。見えている山はホッケンホルン 静かな湖で思い思いに寛いでいます 今日のコースは黄色の標識(一番易しいコース)です 屏風のような高峰に囲まれた中、緑の多い山道をのんびり歩きます 後ろに見える濃い色の稜線はペータースグラートの山並みです その後の灰色(晴れていれば白色)の帯のようにみえるのはタール氷河です ファフラーアルプの集落です 小さな湖(池)があります この道を行くとホテルがあります シンホルン(3797m)が大きく見えるようになりました 写真左上の山はラウターブルンネン・ブライトホルン(3882m)です ファフラーアルプに着きました。バスの発着場所です 谷に伝わる奇祭「ロイチェゲッテ」で使われる衣装だと思います (日本のナマハゲによく似たお祭り) レッチェンタールに流れているラング氷河、右がサッテルホルン(3745m) 左がアンウフヌベル(3591m)。私達が行ったアネン・ヒュッテも見えました セルフサービスのレストランでバスの時間まで過ごしました バスの車窓から見えた素敵な教会、機会があったら訪ねてみたいと思いました 雲が多い一日だったが、それなりの展望が得られ、素朴な集落が点在する光景を見ながらのハイキングでした。レッチェンタール山腹の山道は危険はないが、十分に楽しめるハイキングでした。 |