アルブルン峠を越して(国境)アルペ・デヴェロへ
このコースは前から考えていたが、アルペ・デヴェロからイタリア側のバスが
よく分からなかったので保留にしていたが、調べがついたので、実行に移す
事にしました

本日の概念図

・・・・・・・ハイキング   ――バス


フィーシュ駅前からバスでビン村まで行きました


バスの車窓から古代を連想する壁画が見えました。窓があるので鮮明に撮れなくて残念です
今は観光案内所みたいです

エルネンからビン村?

ビン村で降り小型バスに乗り換えます。このバスは時刻表に「要予約」とありましたので、私達は
予約していない旨を伝えたら、運転手さんが「OK」と言われて、私が予約者表をチラと見たら5名の名前のみでした。ほぼ満員でバスは出発しました

途中にあるキャンプ場のバス停からも大勢の乗客が乗りましたが予約はしていないようです


ブルネビールに着きました。要予約はどうなっているのだろうと疑問に思いました。私達は乗れなければ、そこで考えようと思っていたので良かったです


前方に見えるオフェンホルン(3236m)に向かって歩いて行きます


進行方向右手に見えるギザギザの山々はイタリア国境の山です


フライヒ(1874m)には数軒の酪農小屋があります


ビンナ川に沿って歩きます


振り返るとビンのシンボルであるブライトホルン(2951m)、その後ろにベットリホルン(2951m)が見えました


ウイスバッハ(1995m)の標識です。ここから本格的山道になります


橋を渡ると面白い光景です。砂が白くて庭園のような感じです


渓谷も綺麗でここで遊んでも良いと思わせる所です


砂地が白いのは何故でしょう?


白い山もあり名前を調べたが分かりませんでした。緑の中に純白はよく目立ちます


大きな岩も出てきますが、山道は本当に良く整備されています


プラット(2104m)の標識です。ここからミットレンベルグヒュッテ(2390m)に行く事もできます


歩いてきた見た道を振り返って見ています。特徴あるブライトホルンが目立ちます


ビンタール湿原とオフェンホルン。写真低い所がアルブルン峠です


ビンナ川を渡ります


ビーチホルンの頭が見えます


この道は昔スイスとイタリアを結ぶ交易路だったそうです。その名残の石でしょうか?


オフェンホルンの山姿が変わってきますが、堂々たる山です。


黄色のお花が山道の両側にさいていました


中央にビーチホルン(3934m)がその右にネストホルン(3820m)が見えました


滝が見えてきました。水飛沫を浴びながら橋で通過します


「えっ石ころが売っている」と興味深く見なかったが、後で調べてみたらビンタールは種々の鉱物を産するので世界的に有名な所だそうです。何か買ってくれば良かったと思いました


大小のシンホルンが並んだ姿もなかなかの素敵な光景です


オッフェンホルンの前衛の山


ビンタール・ヒュッテ(2265m)です。私達は寄って休憩したいが後が長いのでパスです


峠まで30分とあります


ビーチホルン、ネストホルンが綺麗に見えて元気がでます


写真左の山がアンブルンホルン(2840m)です


大きな岩を越していきます


ちょっと雪渓がありました


峠の標識が見えました。


峠の標識です。アルペ・デヴェロ迄の時間が2時間30分とあるが、イタリア側に暫く下った所にある標識には、これ以上の時間が書いてあった


念願叶った嬉しい峠です


スイス側を向いた面には「S」              イタリア側を向いた面には「I」


このコースは「歴史的ルート」である事を示すプレートが要所にありました
古代ローマ時代からある山岳ルートだそうです


峠からはアレッチホルン(4195m)も見えました。(写真右上)


峠からイタリアの山並みを見ながらアルペ・デヴェロへ向かいます


大きな石が積み重なった岩稜地帯に山道は付いています


雪渓が現れました


緩やかな斜面なので私も大丈夫です


もう少し斜面が急だったら私は下れなかったと思う


20分下りてきたが峠の標識よりアルペデヴェロまで10分多くなっています。イタリアは甘いのかな


キンポウゲの花


アルブルンホルンです


雪渓ななくなり広い草原を歩きます


山々に囲まれた大きい草原はいかにものびのびした感じです


池塘があります


大きい湖がデヴェロ湖、手前の小さい湖はピアンボリオ湖です


オキナグサが咲くころは群生して綺麗だったでしょう


リンドウ科(ゲンティアナ・クルシイ)。属名Gentianaはかつてイタリアの王様であったGentiusに
由来するのだそうです


黄色のオキナグサ


リンドウ科(ゲンティアナ・オルビクラリス)


スイス側にあった白い山が、イタリア側にもありました(石灰岩の山?)


遠くの湖がデヴェロ湖、手前の湖はピアンボリオ湖です

       
上品な紫色のグロブラリア科の花


ポアンボリオ湖は静かに佇む山上の湖です


湖の左岸を歩いてきました


ピアンボリオ(1992m)の標識です。まだアルペ・デヴェロまで1時間50分もかかります


堰堤から下りで湖の際を少し歩きます


綺麗なデヴェロ川の右岸に移って川岸を歩きます


三つの丸い輪がお洒落な感じですが、崩れているのは地滑りの後でしょうか?


水路なのだと思います


オキナグサの穂が風に揺れているのは風情があります


デヴェロ湖が目前です


廃屋がありました。こんな所に何があったのか想像を巡らせます


デヴェロ湖畔を歩きます


湖畔の道は楽だと思っていましたが、小さなアップダウンの連続で時間が掛かりました


デヴェロ湖は広いて美しい湖です


小さな橋を渡って尚も山道は続きます


湖の中に子島があるようで、とても良い眺めです


発電所の建物があります


デヴェロ湖畔の道が終わり、クランビオロの集落に向かいます


カラマツ林の道です


落ち着いた素敵な集落です


イタリアらしい煙突が並んでいます


酪農(特にチーズ作り)で有名だそうです


小さな教会に寄りたかったがその元気がありませんでした


集落の中を川が流れ四方を山に囲まれたクランビオロは本当に良い所です

       
グランピオロの標識です


ここに泊まろうか一瞬迷ったが、アルペ・デヴェロまで行ってしまった事が大後悔になりました


数軒が肩を寄せ合っている古い集落は何もかも素敵でした


アルペデヴェロへの道です


アルペ・デヴェロの中心から少し奥にも数件の集落があります。


アルペデヴェロ平野をお馬さんに乗って散策?も良いですね


私達が泊まったバーペンションです。行く前に調べてきた宿は「いっぱい」と言って断られたので次を探すと言ったら、疲れている主人が「寝られればもう何処でも良い」と言って探すのはイヤだと言うので、通り道にあったこの宿に決めてしまいましたが、相当古い上に山小屋よりお粗末な
部屋と朝食に、アルペデヴェロを期待してきた私は落胆しました。思い出したくない宿です

念願だったアルブルン峠を越えてイタリアまで来れて、長い道中の変化を楽しみ本当に満足の
ハイキングでした。宿はアルペデヴェロに拘った私が悪かったが、途中のグランピオロに泊まれば良かったと後悔しました。アルペデヴェロは宿が少ないので日帰りする人が多いのだそうです


2019年フランス・スイスの旅
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