トウジェ湖からモンタナへ(ビス・ド・ロに沿って歩く)
ヴァレー/ヴァリス州には「ビス」という灌漑用水路が沢山あります
写真で見ると岸壁の中腹を横断するように木製の水路が付けられ
ビスに沿って歩くハイキング道が付いています
お天気が良くないので景色は望まず、ハイキング道を楽しむ事にしました

ヒィスプから電車でシオンまで行き、バスに乗り換えます
  
 シオン駅をで出ると屋根付きのバスナーミナルがあります   まずサン・ロマン(アイヨン)まで行きます

          
          サン・ロマンで「ラヴィル堰堤(Rawil,barrage)行き」に接続します
          このバスは一日、朝と夕の二本しかありません。写真はアイヨンの集落です


          
          集落を過ぎると、すれ違いが出来ないような道になります

          
          素掘りのトンネルの中をバスは通ります

               
               トウジェ湖が見えましたがガスが深くて周りの景色が良く見えません

  
 トウジェ湖畔にある「Rawil,barrage」ここがバスの終点です。シオンから約1時間で着きました

          
          ガスが無かったら周りの山々を映す綺麗な湖だと思います。「残念」

               
               凄い急勾配の階段と思ったら、ダムを管理する人達だけが通れるようです。
               下は深い渓谷でした 


          
          この湖は一周出来るように山道がついています

               
               堰堤が終わった所から山道に入りました

          
          色とりどりのお花が咲いています

          
          タマシャジン、通称「魔女の爪」が群生していました

          
          この標識でエル・デ・シェルミニヨン(Er de Chermignon)の方へ向かえば良かったのに
          プラ・デュ・タイユール(Pra du Tailour)経由にしたのが、後々後悔する事になりました


          
          谷の中にどんどん入って行きます

               
               ユリの花が所々に咲いていて、この花は何処でも目立ちます

          
          キブシの大木が見事です

          
          小さな川を渡ります

          
          短い距離だがザレ場があります

          
          振り返ると山がはっきり見えてきたので、上のコースを取れば良かったと後悔しました

          
          珍しい蝶を見つけたと思い意気込んでシャッターを押したが、後でお婿さんに聞いたら
          何処にでもいる「キアゲハ」と言われがっかり、でも綺麗でした

          
          標高1532m地点の標識  エル・デ・シェルミニヨンの方に向かいます
          プラ・デュ・タイユール(Pra du Tailourの方に行くとビス・ド・ロのハライト部分を外します

          
          あまり踏まれていないような道ですが、赤い屋根の小屋がありました

          
          エルテンツェ川の対岸にこれから歩く断崖の道が見えます

          
          水量のあるエルテンツェ川を渡り、大きくUターンするように対岸の道に行きます

          
          ここに発電所関係?の建物があって、ベンチもある広場になっているので休憩しました
          ここからが今日の本番です


               
               ザレた道は滑るのが怖いし、上からの落石も怖いです

               
               誰にも会わないので、青空は心強いです

               
               長い滝の下を水しぶきを浴びながら通過します

          
          振り返ると発電所?と流れ落ちる川が見えます

          
          山腹に付けられた水平道を歩きます

          
          右下は結構切れていますが木があるので恐怖は感じません

          
          中腹に付けられた断崖の道は見ると一瞬ドキッとしますが・・・

          
          もっとスリルがあると思ってきたが、歩くとそれ程ではありませんでした

          
          板が並べられているだけですが、壁側にワーヤーが貼ってあります

               
                注意の看板がありました

               
                今日一番のスリルある道はアッと言う間に終わってしまいました

          
          断崖の道を振り返って見ています。水平道だから良いが傾斜があったら怖いです

          
          次は木道がでてきました

          
          オバーハングした岩壁にしっかりした木道が付けられています。新しいようです

               
               屈まないと通れません

          
          ここから、今日の出発地のトウジェ湖の堰堤が見えました。かすかでも見えれば嬉しい

          
          はっきり灌漑水路と感じる所に来ました

          
          かつては葡萄畑などに水を供給していたようですが、今はどうなのでしょう、この水量

          
          この日は反対方向から歩いてくる人がいませんでしたので呑気に歩けました

          
          上からの水を下に落とす樋です?

               
               よく、このような崖に作ったと感心してしまします

          
          水が少々流れているだけですので、この灌漑水路の目的は私達はわかりません
          説明文が所々にあったので、書いてあったのだと思います(私達は見ても分からない)


          
          多分、この辺りは昔からのものがそのまま残っているような感じがします

          
          プラン・マイゴ(1587m)に着きました。ここから少ないがバス便があります。
          私達はあるいてモンタナに出て帰りました

この日もお天気が良くないので、ハイキングコースが楽しめれば良いと思って歩きました。         事前に見てきた写真では怖そうに感じた場面もありましたが、実際に歩いてみると「怖い」とか「危険」と
思う所はありませんでした。コース選定で後悔がありましたが、私達はいつもこんなものです。       


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