シンプロン峠からビスティーネ峠を越してヴィスペルターミネンへ
スイスへ来て8日にもなるが、今日も天気予報は悪い。
展望は期待しないで、ハイキングコースを楽しめれば良いと思って出掛けた。
今日はシンプロン峠からまた峠を越え谷を越えて、フィスプの奥座敷に行くコースです
ブリーク駅から出ているポストバスに乗ってシンプロン・ホスピスで下車した。 乗ってきたバスとピンク色の特徴ある建物ホテル・モンテレオーネ(1997m) 登り口のバス停は 以前ここで大雨に遭い長い事、居させてもらったレストランです モンテレオーネ ヴィスペルターミネンまで6時間とあるが、全て歩いた場合です。 バス通りと分かれ、道標に従い斜め右に広い道を集落に向かって歩きます。 ブラッテの集落は数軒の酪農農家です 写真右真ん中から左上に付いている山道がこれから辿る山道です 橋を渡って対岸に行きます 見えていた中腹の道を歩いているところです 登る左側にシンプロン街道沿いにある雰囲気良い集落が見えます。 奥に続く道がイタリアのドモドッソラへ行っています 山道を右に回り込みました 一変して広〜い草原の中に入った感じです ガンビッシュ川の浅い沢の流れが縦横にあります 可愛い看板です アズマギク?がいっぱい咲いていました お花が綺麗な山道を登ると右にケルンが見えて私は峠と勘違いしました ケルンの前を通り左に見えているマゲホルン(2620m)の裾に向かうように歩きます 振り返るとシンプロン峠の方向にワッセンホルン(3241m)が見えました。 写真で、その右の方に位置するモンテレオーネは見えませんでした。 正面に見えている山並みはナンツリッケ2447mです 小さな沢が沢山あるところです 写真一番左のコル(稜線)まで登ります 稜線に着くとすぐ左に池があり、大きな峠のケルンが見えました。 今まで誰にも会わなかったが、ハイカー二人とすれ違いました。 ビスティーネ峠(2386m)に着きました。風が強くてケルンの陰で少し休みました。 ヴィスペルターミネンへは、今来た道を直進するようにコースをとります 峠の周辺は広く、花があり、地唐(池)もあって、展望が良かったら素晴らしい所です。 急な山道を下ると下の写真の分岐にでます。私達は写真右下に下る道を行きました。 左の山マゲホルンを巻くように付いている道を行けば高低差は少ないが長いコースです。 ヴィスペルターミネンへは標高差550m下って370m登る3時間のルートと、ガムサ川上流を 回る、起伏はあるが高低差の少ない4時間20分のルート、我が家は時間の短いルートを 選んだ 向こうの谷の真ん中に、これから行くキビドウム湖(2195m)が小さく見えます ビスティーネ峠からずっと見えていたマトヴァルトホルン(3245m)を背にしたり、 前に見たり大きくジグザグに付けられた道を歩いて行きます お花が咲き乱れ牛たちが野に遊ぶ心が癒される所です まだ綺麗なアルペンローゼが残っていました。 ビスティスタッフェルにある大きい酪農農家の前を通って行きます ガムサ川に掛かる橋(1835m)を渡って対岸に行きます 自転車が走る道を緩やかな道ですが、標高差で370mも登らなければなりません アレッチ氷河が少し見えましたが、周りの山が見えないので残念です。 ギビドウム峠(2201m)に着きました。が周りの景色はよく見えません。 この峠から四方にハイキングコースが付いています 峠に小さい小屋がありましたが、見に行く事もしませんでした。 峠からは大勢の人が行き交う道をリフト駅に向かいました 二人乗りリフトです。お金は下で払うように言われました ヴィスペルターミネン(1391m)は綺麗で落ち着いた集落です バスが出る時間まで1時間もあったので、レストランで飲み物やケーキを食べて過ごしました。 今日もガスが多い日で展望はきかなかったが、二つの峠越えが出来て嬉しく思いました。 |