ゲンミ峠からローテクンメ峠を越してアデルボーデンへ
今日もお天気が悪いが、ダメだったらゲンミ峠往復でも良いと思って出掛けた。
ダウベンゼーを通る度にアデルボーデンへ抜ける道を歩きたいと思っていた。

フィスプから電車でロイクへ、駅前から出ているバスでロイカーバードへ行きました。ゲンミ峠へ行くロープウェイの山麓駅は10位歩きます

    
  ロープウエイ山麓駅。頂上を写すモニターテレビは   ロープウェイからゲンミ峠のホテルが見えます
  真っ白で何も見えません。気が落ち込みます。   良くなるかな?と期待を持たせてくれますが・・


ゲンミ峠(2322m)からヴァリスの山々が雲海の上に姿を現して感動しました
  
  左からヴァイスホルン(4506m)、頭しか見えないシャリーホルン(3975m)、天を突く山チナールロートホルン(4221m),
  オーバーガーベルホルン(4063m),マッターホルン(4476m),ポワント・ド゙・チナール(3789m) ダンブランシュ(4357m)です
  その前に見えている稜線はベラトーラ、ロートホルン、イルホルンなどサンリュック方面の山々です

ミシャベルの山並みです
  
  先日行ったリンダーヒュッテのロープウェイ駅が左の方に見えました
  雪の山は左から三角錐型のバルフリン(3783m)右にウルリッヒシュホルン(3925m)、写真中央の三つの尖った
  ピークは左からナーデルホルン(4327m),シュテックナーデルホルン(4241m)、ホーベルグホルン(4219m)、その右の大きい
  山はドム(4554m)続いてティシュホルン,右側の小さい三角形がキンホルン(3790m)です
  雪山の前の稜線で一番高い山がシュヴァルツホルン(2988m)、その後ろにマッター谷左岸の山々です


綺麗に見えた山も再びガスが掛かってしまい歩き出しました
          
          ゲンミ峠からアデルボーデンまで5時間とあります。

          
          ダウベンゼー(2206m)に向かって下ります

          
          ダウベンゼーの西岸へ橋を渡ります

          
          お天気が良かったら湖畔の道は素晴らしいのにね。

          
          湖面から高い所に付けられた遊歩道を歩きます

湖が終わりに近づいた辺りにアデルボーデンへ向かう道があります(標識は無かったような?)
          
          大きい岩が積み重なった山道を歩きます

          
          岩の多い道から緑が多い草原の山道になりました

          
          大きな石にペンキで書かれたマークを頼りに登って行きます

          
          池なのか水溜りなのか分かりませんが綺麗なところでした

  
  谷と湿原が一緒になったような所で休憩しました。              ここからシュヴァーレンバッハ
  これから登る道がよく見えます。右も左も山の斜面がザレています。   行けるんだ
    
           
           振り返ると、歩いて来た道とダウベンゼーが見えました

           
           谷底が広いのでカールの中を歩いている感じです。ガスが濃いと迷いそうな所

   
 結構きつい傾斜の山道です               奇岩を見ながら高度が稼げる山道です

           
           ワイヤーロープも出てきました

           
           ローテクンメ峠はもうすぐです

           
           ローテクンメ峠(2618m)に着きました

    
  峠には残雪が多くありました。広い峠には形が面白い岩(石)が沢山あって不思議な所です

  みるみる内に青空が広がってきました
   
 テリー氷河側(峠のアデルボーデン側)で大休憩しました。青空に浮かれ高い所に登って喜ぶ私

          
          ローテクンメ峠から、これから行くヒントベッティ峠(2623m)と、ルートが良く見渡せます

  
 テリー氷河から流れ出た川に向って急なガレ場を下ります。雪渓が緩やかに見えるが角度があります
 前方に見える湖はテリーゼー、湖の上の山並みはエングシュトリグラートです。

          
        シュテークホルン(3146m)に掛かっていた雲が取れて、端正な姿を見せてくれました。
        手前はテリ氷河が後退した光景です


           
          対照的な山容をしたシュテークホルンとティ-アーホルンリ(2894m)

    
  後退したテリー氷河の中を歩いています。      氷河の下流に向かって歩いています

    
  雪渓歩きが数ヶ所ありました             ちょっとした渡渉もあります

          
          対岸に移ってティ-アーホルンリの裾を右に巻いて登って行きます

          
          ここでレンメレンヒュッテに青コースで行くと言う、日本の男性2人に会って話をしました。
          以前私達は赤コースで行ったヒュッテです。


          
          黒い稜線のフェルゼンホルン(2782m)の後ろに真っ白い雪山が見えました
          写真左で雲に隠れているがドルデンホルン、真ん中はアルテルス(3629m)
          右がリンダーホルン(3448m)です


          
          急な斜面なのでストックを雪渓に刺して渡ります。後ろの雪山はリンダーホルン

          
          ヒントベッティ峠(2623m)への道はガレ場の連続です

          
          ヒントベッティ峠に着くとまた濃いガスで周りの景色を隠してしまいました

          
          少し待てばガスが切れるのに、主人が「通過だ」と言うのですぐ下りました。
          後方がヒントベッティ峠


          
          大きな岩や雪渓が残っているアルペン的な山道です

          
          岩がなくなり穏やかな道になりました。湖はトッセンゼーリ(2355m)です

          
          エングシュトリゲンアルプまで1時間もあります

          
          今までとうって変って緑の草原になりました

          
          道が濡れているので、粘土質の土が靴底に付き、滑りやすく大変だった。

          
          エングシュトリゲンアルプに着きました。左側は広大な湿原になっていました

          
          ロープウェイの山頂駅には大勢の人が待っていました

          
           ロープウェイの山麓駅(ウンター・デム・ビルク)から頂上駅を見る。
           大きな滝エングシュトリゲン滝が少し見えます


ウンター・デム・ビルクからバスでアデルボーデンへ行き、バスを乗り換えてフルーティゲン駅にでた。
今日もすっきりとしたお天気には恵まれなかったが、二つの峠を越えるハイキングが無事出来て良かったと思いました。
ゲンミ峠の岩壁も歩いて見たいが、最後にロープウェイで下った岩壁も凄まじそうなので何時か歩いてみたいなあ。          


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