ボナッティ小屋を訪ねて
16年前にツール・ド・モンブランを歩いているが、ボナッティ小屋には行っていない。
今年の初め頃NHKテレビでボナッティ小屋などを紹介するテレビ番組があり、眺めの良さ
そして個室があると言うので泊りで行こうと思っていました。
アルプスプランニングジャポンでその話をしたら、「ツール・ド・モンブランは中国や韓国
などの人に特に大人気で、個室どころかとても泊まれないですよ」とアドバイスがあり、
それではと日帰りで行く事にしました
シャモニから普通はバスで行くが、アルプスプランニングジャポンの神田翔太さんがクールマイユールに行くからどうぞと言う事で乗せていただきました 今日もモンブランが綺麗に見えます。ボソン氷河の急な流れです。シャモニより モンブラントンネルを出た所で車を止めてイタリア側からのモンブランを写しました。 シャモニから見るモンブランとは全然違って岩山です グリーンが歩いたコース(ーーー) ーーーバス路線 クールマイヨールのビアンコ広場からバスは出ています。アルヌーヴァ行きのバスは大幅に遅れて出発した上、途中からも大勢の乗客が乗って、日本の通勤電車(バス)並みの混み方でした 予定より相当遅れてバスは終点のアルヌーヴァ(1769m)に着きました。 大勢のお客さんがそれぞれの方に向かって行きました(エレナ小屋に向かう人も多かった) カラマツ林を5分歩くとボナッティ小屋の登山口がありました。分かりづらいです 簡素なホテルが一軒あります レストランも一軒だけあります 登山口からボナッティ小屋まで1時間50分です チャボギキョウが沢山咲いていました グランドジョラス山群(レショー針峰)を背に登りです。背後の山道はエレナ小屋へ行く道です マルタゴン・ユリが沢山咲いていました 自転車できている人もいます。さすがここは担いで歩いています TBMはツール・ド・モンブランのマークです 色とりどりのお花がいっぱいの山道です 今日は一日グランドジョラス山群を見て歩きます。 写真中央はイタリア、スイス、フランスの国境の方になります 左下はフェレの谷です 牧畜小屋が見えてきました グランドジョラスからの氷河の流れがフェレ谷に近づいています 石積に打たれた標識 タカネチドリの花 ハナウドの群生地。写真の奥はヴェニの谷です グランドジョラスがますます大きく聳えます 今日のコースは余り高低差がありません。モンブラン(モンテビアンコ)はなかなか姿を見せません タマシャジン グランドジョラスの頂上(ウォーカー・ピーク)はなかなか姿を現しません コース上にはアルペンローゼが沢山咲いていました ピンぼけですが大きくしてみると 沢が数本あり越えて行きます 小さな渡渉があります この周辺は黄色の花で埋め尽くされています グランドジョウラスの主峰ウォーカー・ピーク(4208m)が姿を見せてくれました お花畑のなかで見上げるグランドジョウラス、至福の一時です 歩いてきた高所トラバース道からフィレの谷を見下ろしています。U字谷が綺麗です 前方の丘の上にボナッティ小屋が見えてきました 可愛いワンちゃんもザックを持って歩いています バンダイソウの赤色が鮮やかで綺麗です 勢いのよい沢を橋て渡ります。旗が気になります(無い方が良いような) モングランの山頂部が少し見えてきました ボナッティ小屋の屋根が見えます。グランドジョラスの主峰が見えて素晴らしいです 人出は予想してきましたが凄い人です。2025mのボナッティ小屋です この小屋でのランチを楽しみにして来ましたが余りの人で従業員も忙しく、主人は何よりも楽しみのビールさえいらないと言って、持ってきた食料を口にしただけでした。 小屋の中は新しくて綺麗です 小屋の前からグランドジョウラス グランドジョラスから流れる氷河とレショー針峰方向(小屋を背に右方向です) 小屋を背に左方向。モンブランはまた雲に隠れてしまいました 圧巻の展望をパノラマに合成しました。 大きくなります。クリックして下さい いろいろの国の言葉で歓迎の看板があります ボナッティ小屋登山口に下ります。モンブラン山頂は相変わらず雲の中です 少し下ってボナッティ小屋全体を写しました グランドジョラスの向かうように下って行きます ラヴァシェイを流れる沢に沿って歩きます フィレの谷のハイキングコースの看板です ラヴァシェイのバス停 クールマイユールの雑貨屋さんに「友情の器」が売っていました。前回TBMを歩いた時 吸い口が幾つもあって皆でお酒を飲みあうのでその名がついたとガイドさんが教えてくれました ボナッティ小屋宿泊は楽しみにしていた小屋だったが、実際に行ってみて宿泊はとても無理だと言う事がよく分かりました。でも大展望の高所ハイキング道を歩く事が出来て大満足でした |