コアーズ小屋(2610m)を訪ねて
「氷雪の山並みを間近に見ながら歩くベルニナ山群きっての名コース」と
小川清美さんのガイド本に紹介されているコアーズ小屋を訪ねました
本日のコース 滞在している貸別荘の近くからマロヤ行きのバスに乗り、終点のスールレーユで下りました コルバッチ駅山麓駅 マロヤ湖(左)、シルヴァプラナ湖が見えます コルヴァッチ展望台(3305m)まで上がりました 目の前の山はピッツ・ムルテル、後ろで雲に隠れているのがピッツ・コルバッチ コルヴァッチ展望台にて 後ろはサンモリッツ側の山々 左の白い山はピッツ・ナイル(3056m)が見える。中央のギュクリア(3380m)の下にシルヴァプラナの村 展望台の柵に付いた氷 中間駅ムルテル駅(2702m)まで下りて歩きは始めます 標識にはコアーズ小屋迄3時間とあります コルヴァッチ展望へ上がるロープウエイ 広がるカールをトラバースするように広い道を歩きます 湖の反対側の山々が見えます。三角の山はピッツ・オト(3246m) 「簡単に登れる300m峰」のガイド本に載っていたので登りたい山です ガレキの中にケシの花が咲いていました カール状の谷をぐるりと回り、峠までジグザグを登ります。正面に見える山はムント・アルラス フォルクラ・スールレーユ峠のレストラン山小屋に着きました 展望が良い素晴らしい所に建っていますが、先があるので残念ながら寄りませんでした 忽然を現れる素晴らしい展望に私達は息を吞みました ピッツ・ベルニナ(4048m)、ピッツ・シャーシェン(3941m)、ピッッ・ロゼック(3937m)、正面にチェルヴァ氷河がダイナミックに流れています 池が上手に写っていないが、池の周りのワタスゲの中で ピッツ・ベルニナの写真向かって左の尾根は通称ビアンコグラート(白い尾根)と呼ばれ、多くのアルピニストの憧れです コアーズ小屋は開いている事が表示されています 標識に従いコアーズ小屋に向かいます。ピッッロゼックとラ・セッラ氷河。下り始めてすぐ道は二手に分かれ左の道を下れば(急な道)ホテルロゼックに行きます。私達は真っすぐコアーズ小屋に向かいます ピッツ・ベルニナ、ピッツ・シャーシェン、ピッッ・ロゼック、そしてラ・セッラ氷河と山々を見ながら歩く贅沢の極みのようなコースです セッラ氷河とロゼック氷河が一つになって広い。上に並んだ画面左の丸い山がピッツ・セッラ(3517m)、真ん中が双子の山ラ・セッラ(3187m)、その右がピッツ・グルスシャイント チェルバ氷河の下まで見え、氷河湖も見える素晴らしいアングルです もう花が咲き終わったオキナ草などが見られます コアーズ小屋迄のコースはベルニナ山群のパノラマコースです 山をバックに色とりどりの花 小川さんのおっしゃるベルニナ山群きってのコースです 小屋までのトラバース道に小さな沢が幾つかあり越えて行きます。下に氷河湖が見えます。 「アルプオタ」の標識です. 小屋への道とロゼック谷への道と分かれます。ここで下って行く人もいました。ピッッロゼックの頂上の三角が綺麗です 勿論コアーズ小屋に向かいます 急角度に流れ落ちる氷河です。草原の中に大きな花崗岩が点在しています 山道は途中右の山から滝が落ちている所もあり、問題なくクリアできましたが、雨の後は怖いと思いました。 小屋がみえているがなかなか着きません。岩の上に建つ小屋です赤い↑ 小屋に着きました コアーズ小屋はロゼック氷河を見下ろす崖の上に建ち、迫力ある氷河と山々を間近に望める絶好の地 氷河を拡大すると コアーズ小屋に立つ標識 念願のコアーズ小屋に着きました。「嬉しさ一入です」 景色を見ながら「はいビール」、他にスープやケーキを注文してお昼にしました 氷河の中に居るような感じで、ここにいると泊まって行きたくなります 小屋のベランダから、見下ろす氷河湖、ロゼック川の下方にポントレジーナの街が見えます 岩の上に建つ小屋の周りはお花も咲き乱れ桃源郷のようです。「お父さん良かったね」 豪快な氷河の前で記念撮影 小屋の先まで行ってみました。ますます氷河に近くなる感じです 砂礫の中に咲く可憐なお花 見飽きぬ景色に別れを告げて下山にかかります 向こう側の氷河はラ・セッラ氷河、手前側はロゼック氷河です キキョウの群生 氷河湖に向かって下りで行きます ラ・セッラ氷河、ロゼック氷河が湖に流れ込んでいるいる所です 湖畔を歩きます 氷河湖の水は冷たいよ~ お花に埋もれて ウメバチソウも咲いていました 川を飛び石で渡る所もありました 湖岸の脇 花園の中を歩く 牛さんが放牧されていました。長閑で素晴らしい景色に囲まれて牛さんも幸せです ホテル・ロゼック・グレッチャーに着きました 馬車が待っていたのに(プンプン) ロゼック谷の静かな森の中を歩きました 私は当然ホテル・ロゼック・グレッチャーから馬車でポントレジーナにいくものと思い込んでいましたが、主人は「歩く」と言い出し森の中の道を延々と歩いてポントレジーナの貸し別荘に着きました (何と今日の歩行数は4万歩を過ぎていました |