ヌフェネン峠からコルノ・グリース小屋へ
昨年「アイロロからからヌフェネン峠、オーバーワルドへバス旅行」をした時、途中で
小休憩したヌフェネン峠が良かったので、周辺をハイキングしようと思って出かけた。
二案として「グリース峠を越してモラスコ湖へ行き、ドモドッソラまでバスに乗る」も
調べて行ったが、今回はタイトルのコースを歩いた
アイロロまで電車で行き、バスに乗り換えてバスはベドレット谷を通りヌフェネン峠(2478m)に着きました バスの車窓からティチーノ川の源流が綺麗に見えました(峠に着く5分位前) ティチーノ川はここから延々とマッジョーレ湖まで流れて行くのだそうです ヌフェネン峠のレストランと、アルペン的なピッツ・ガッリーナ(3601m)です 峠の池に映る左からミッタグホルン、ピッツ・ガッリーナ、キルチホルン 峠はヴァリス州とティチーノ州の州境にあります。標石に刻まれたヴァリス州の紋章です 標石の反対側はティチーノ州の紋章が刻まれています。出発したアイロロはティチーノ州です 峠からベルナーアルプスの山並みがよく見えます (A)アレッチホルン (B)ヴァンネンホルン (C)フィエッシャーガーベルホルン (D)ガルミホーナー (E)フィンスター アールホルン (F)オーバーアールホルン (G)シェウッツツァーホルン (H)ラウダーアールホルン 峠から見る左から順にベッテルマットホルン、ロートホルン、ブリンネンホルンです いずれもスイスとイタリアの国境にあります。氷河の下に、これから行くグリース湖があります 峠から南に、写真右のヌフェネンシュトック(2866m)の麓に向かうように歩いて行きます 下り始めは残雪が多かった。写真中央の山はフェルホルン(2864m)。ダム湖の堰堤が見えます ベルナーアルプスの最高峰フィンスターアールホルン(4274m)は威厳を感じます グリース湖で発電した電気を送る為、大きい鉄塔、送電線が多いです 旧道のヌフェネン峠(2446m)です。 目の前は立ちふさがるようなヌフェネンシュトックです 小さな高原を下って来ました。 車道に出ました ヌフェネン峠からエーゲネ谷を通り、ゴムス谷(ウルリヒェン)へ下る(上る)自動車道です ヌフェネン峠の池に映っていたピッツ・ガッリーナがここからも端正で綺麗に見えます グリース湖の堰堤までは車道歩きになります。 車道脇には、まだ高い雪の壁が残っていました ダムサイトまで上がってみました。堰堤を歩いて対岸まで行く事ができます 標識まで戻って、風車を目指して登ります 中央がベッテルマットホルン、順にロートホルン、ブリンネンホルン、クライン・ブリンネンホルン グリース氷河に日が当たって輝いています ローロッパ最高所(2500m)の風力発電施設の建設に携わっている若者はにこやかで 素敵でした。これから風車を3基作って今ある一基と合わせて発電するそうです グリース湖(2386m)の全景です。左奥に見える山はコルネ・ディ・バンでイタリアの山です 中央はベッテルマットホルン、右にロートホルン、ブリンネンホルン、氷河はグリース氷河です 最短距離でコルノ谷へ行く道は、風車工事の為に閉鎖になっていました 左前方に大きく見える山はクライン・グリースホルン(2930m)、右後はコルネ・ディ・バンです 中央に見えるクライン・グリースホルンの左にグリースホルン(2968m)が見えてきました グリース湖は湖畔に下りることは出来ないようです。中央の奥に小さく見える山はイタリアの 山でオフェンホルン(3236m)です 歩いて来た道を振り返っています。これからは風車が4基並ぶと思います ベルナーアルプスが綺麗に見えます。一番高い山がラウダーアールホルン(4033m)です コルノ峠とグリース峠の分岐です。標識が倒れています そのまま直進のグリース峠の方を見ています。〇印の所に大勢人が居たのでグリース峠 (2487m)かな?。次こそモラスコ湖に行ってドモドッソラに抜けようと話しました 左に曲がるようにして、コルノ谷に入り、コルノ峠に向かいます クライン・グリースホルン下の雪渓を歩く人が見えます コルノ峠(2485m)の標識です。ここも雪の重みで倒れてしまったのでしょうか? グリース湖とグリース氷河を囲む山々(ロートホルン、ブリンネンホルンなど)が見えます 青さが一際綺麗なリンドウの花が、このように固まって、あちらこちらに咲いていました グリースホルンの下の池は、まっ青い水面に真っ白い雪が残ってコントラストが美しかった コルノ谷のこの周辺は残雪が多いです。後方は見てきたグリース湖周辺の山々です どこからともなくハイカーが大勢になりました 肝心な現在地が削れて見えない標識です 氷河を纏ったグリースホルン(2946m)、その隣がクライン・グリースホルンです 日当たりの良い所ではお花が咲いていてホッとします 目指すコルノ・グリース小屋(2338m)はもう直ぐです。前方がアイロロの方向です 変った山小屋です。主人に「寄って行く?」と聞いたら「行かない」と、「そうね」の感じです バス停までアルペ・ディ・クルイナまで35分とあります。下る道は何本もついています ヘアピンカーブを描く自動車道に向かって下って行きます 小屋までのコースと一変して、緑多いアルプを歩きます アルプ・ディ・クルイナ(2002m)バス停は直ぐ上なのですが、バスの時刻を勘違いして「待つよ りは」と標識左の上段アッラックアまで歩く事にしました。その判断が大間違いでした ベドレット谷の谷底に付けられた道は変化の無い退屈な山道でした パルタノ(Paltano)でティチーノ川を渡り右岸を歩きました アッラックア(All'Acqua)のバス停に着きました。つまらない道歩きに疲れて相当時間が掛り お茶をする時間が無かったのでバス停で待ったが、バスが大幅に遅れてなお疲れました しっかり考えて行動すれば、もっと素晴らしいハイキングが出来たのにと、毎日毎日反省するのが情けないが、無事にハイキングが出来たのだから、我が家の能力はこんなものだから、それなりに楽しもうと思うのでした。 |