エモッソン湖へ行く
スイスに来てから連続してお天気が良いので休養日が無かった。今日は休養日にしようと
思ったがお天気が良いので勿体なく、湖を見てくるだけで良いとエモッソン湖に行く事にした。
過去シャモニーに何回も滞在していた時、私が「エモッソン湖に行きたい」と提案すると、
いつも主人に却下され続けてきた。今回も気乗りしていないことは感じたが同行してくれた
フィスプから電車でマルティーニ迄行きました マルティーニ駅のモンブラン急行発着ホーム シャモニーまで行くモンブラン急行に乗って、ル・シャトラール駅まで行きました ル・シャトラール駅は無人駅です 駅の隣にある発電所の建物の裏を通ってケーブルカー駅へ ケーブルカーは世界最大勾配で87%もあるそうです ですから角度は43.5度って事です 上から来たケーブルカーとすれ違いです シャトー・ドー駅でトロッコ電車に乗り換えます 可愛いトロッコ電車で、遊園地に来たようです 進行方向左側にモンブラン山群が見えます トロッコ電車からモンブラン山群を撮しました 写真左からトゥール針峰、シャルドネ針峰、ヴェルト針峰、頭が見えるレ・ドリュ、少し離れてモンブラン モンブランの眺めが素晴らしいです。下に見えるヴァロルシーヌ村は前に行った事があります エギーユ・ヴェルト(4122m)とドリュ(3754m)をズームで見ます モンブラン山郡の眺めを堪能してトロッコ電車の終点に近づきました トンネルを過ぎると、前方に見える赤いミニケーブルカーに乗ります ダムのコンクリート壁が大きくて高いです このミニケーブルカーは10人乗りでピストン運行されています 上の駅(ラ・グーラ)から降りてきたケーブルカーです。この斜度も73%だそうですから 角度は約36度あるのですね 分かり易い看板です。エモッソン湖への交通の概念図 公式サイトには「まさに大自然を舞台にしたアトラクションパーク」と、その通りです ケーブルカーで上がった広場に建つレストランと鋭鋒の山はレ・ペロン(2674m) 広場から見るモンブラン山群の眺めです(トロッコ電車から見た時と大体同じです) エギュイユ・ルージュの後ろ辺りに、モンブラン山群を美しく映すラックブラン(湖)があります 当初の目的のレストランは↑ですが、我が家は↑地点で引き返しました 鉄の階段でアーチ型をした堰堤に下りていきます エモッソン湖の向こうに見える山はポワント・ドウ・フィニヴ(2838m) ダムの堰堤を歩きます。正面の山はレ・ペロン、遠くに見える雪山はモンブランです 堰堤を歩きながらエモッソン湖の奥(北)を撮しています 写真左の山はピック・ド・テンヌヴェルシュ(2989m)右の雪山がモン・ルアン(3057m)です 堰堤を渡ると標識(1937m)があります。レストランまで1時間35分と書いてあります 崖に付けられた道です。下に見える車道は歩ける?と思うのですが誰も歩いていません このコースは、軽装でピクニックに来ている感じの人が多かったです 小さな沢に沿って歩いていきます。正面に見える鋭鋒はラ・ヴィーダル(2492m) 振り返って見ています。エモッソン湖東岸から聳えるコル・デュ・オワソー(2631m)を すこし雪渓が残っていました エモッソン湖は鉄道路線に電気を確保するため水力発電用のダムとして作られたもの アルペンローゼが沢山綺麗に咲いていました。上に古エモッソン湖の堰堤と レストランが↑見えます ヴュー・エモッソンダムの堰堤下に建つレストランをズームで写してみました 対岸の中腹に見えるレストランへのハイキング道は、自動車道から続くハイキングコースです ここから少し行った辺りで引き返すことを決めました 引き返した所○印、レストラン○印 破線……ハイキングコース(多分30分位) 帰りはレストランから少し歩けば、バスに乗ってラ・グーラの広場まで楽に来れたのに あまり花の種類はなかった 私達も大きな石の上で、持って来たお弁当やおやつを食べてゆっくりしました エモッソン湖に掛る橋が見えます。背後に見える雪山はスイス、フランス国境の山で 向かって左はモン・ルアン(3057m)、右はトゥール・サリエール(3220m)です エモッソン湖の東岸を見るように歩きながら戻って行きます ヴュー・エモッソンダムとエモッソン展望台間をバスが走っています バスの時刻表です ラ・グーラ(1960m)ミニケーブルカー駅と展望広場の上に教会が見えます 我が家は行きませんでした トロッコ電車とミニケーブルカーのコースを示してみました このバスが新旧のエモッソン湖間を往復しているバスです 私達はこのバスに乗ってモンブラン急行の停車駅フィノーまで行きました フィノー駅から電車に乗りマルティーニ駅で乗り換えフィスプに戻りました 面白い乗り物に乗って、エモッソン湖を見るだけでも良いと思っていたが、レストラン小屋まで行けばより満足感が味わえたと反省が残る一日でした。でも素晴らしいモンブラン山群が見られて嬉しかった |