ゲンメンアルプホルンに登りハブケルンに下る
数年前にニーダーホルンに来た時、お天気が良く、素晴らしい展望を楽しんだが
移動の途中を使ってのハイキングだったので、もう一度来たいと思っていた。
今回はゲンメンアルプホルンに登り、ハブケルンに下るコースを歩く事にした。

グリンデルワルト駅から電車でヴィルダースヴィル駅に行き、バスに乗り換えインターラーケンンヴェスト駅でまたビアテンベルク行きのバスに乗り換えて、テレステーションで下車しました。

          
          出かける時、アイガーがこの程度に見えていたので、お天気を期待したのですが

          
          ビアテンベルクからニーダーホルン山頂まで運行しているテレキャビン

          
          途中駅にトロッティ(ペタルのない自転車)が置いてあり、自転車道が完備されています

          
          テレキャビンのニーダーホルン頂上駅とニーダーホルン山頂

    
  ニーセンの三角錐が美しいです    ゲンメンアルプホルン(2061m)までは1時間30分とあります

          
          楽しみにしていたユングフラウ三山(左からアイガー、メンヒ、ユングフラウ)は、この程度
          にしか見えませんでした。
前回来たときは素晴らしい展望でした

          
          ブリュムリスアルプホルンの方が良く見えました。右はドルデンホルンです
          中央にはっきり見える吊尾根は左がラートレイシュピッツ、右がドライシュピッツです。
          キエンタールの方にある山です


          
          ユシュティス谷の窓?が円を描いて綺麗に見えました
          U字の左のピークはビュルスト(Burst)1969m、U字の底はジヒレ(Sichle)1679m
          右のピークはジーベ(Schibe)1955m、続くその右の尾根はジーベン・ヘングステです

          谷底に見える道を歩いてトゥーン湖畔まで行く事ができます

          
          ベルナーオーバーラントの山を見ながら平坦な道を行きます
          写真右に見える鋭鋒はシュレックホルンです


          
          シュレックホルン(4078m)をアップすると

          
          左手側に見えるユシュティス谷の対岸に一段と高く見える山は
          ジーグリスヴェラーロートホルン(2034m)です


          
          放牧場にもなっているので、牛さんもいて長閑な感じです

          
          パラグライダーの準備をしている人もいました

          
          右の丸い山が目指すゲンメンアルプホルン(2061m)です

  
 ニーダーホルン山頂から歩き出して20分位の所に「Hohseil(1920m)」の標識があります。
 冬季はリフトが出ているようです。ベルナー・オーバーラントの山々を眺めながら気持よいでしょうね


    
 ユシュティス谷の左岸壁の崖は覗くのも怖いような絶壁です。柵があるが近寄れません

          
          歩いて来た道を振り返っています。ニーダーホルンの後の山はニーセンです。
          いや〜、ほとんど平らな道を歩いて来たのだ〜


          
          ニーダーホルンからゲンメンアルプホルンへの稜線はグッギスグラートと言うようです

   
 ブルクフェルトシュタント(2063m) お天気が良かったら展望が良い所らしいです

          
          ゲンメンアルプホルンが近くなりました。幾層の断崖の上にあることが分かります
          これから歩く、大きくアップダウンする山道が見えます

    
 このような靴で歩いてはいけませんと警告している標識なのでしょう

          
          軽く見てはいけないコースなのでしょう、避難所もありました。

    
  アルペン的で楽しいコースなのですが、ますますガスってきて残念です

          
          簡単な鎖場がありました

          
          峠から見るゲンメンアルプホルンの北稜は厳しさと美しさがありました。
          レベルの高いコースと思いますが、力があったら登りたいと思う稜線です

          
          今まで誰にも会わなかったが、ハブケルンの方から登って来た登山者と一緒になりました

          
          もう直ぐ頂上のところまで来ました

          
          ゲンメンアルプホルン山頂には新しい木のモニュメントが8本立っていました

          
          これから下るハブケルンまでは2時間10分です。
          展望は望めないので早々に下り始めました


          
          ゲンメンアルプホルン頂上を右に巻くようにして下ります

          
          ゲンメンアルプホルンの絶壁に沿うように、急な下り道です

          
          急な下りを過ぎると広いゲンメンアルプの中を歩きます

   
 ハイ松と、大きな石がごろごろある歩き難い道です。石灰石だそうです

          
          アルピグレ(1980m)の広いアルプでは牛さんがいっぱいいました

          
          「あそこの酪農小屋へ行けば美味しいチーズがありそうね」でもちょっと遠い

          
          ハブケルンの美しい集落は本当に絵ハガキのようです

          
          草原の中を歩いて歩いてハブケルンの集落に着きました

          
          どの家も綺麗にお花が飾られています

          
          バス停も素敵です。
          この日は付近のレストランが何処も開いていませんでした


バスでインターラーケンウエストまで行き、電車にのってグリンデルワルトに帰りました。
お天気が良かったら素晴らしい展望コースだったのに、とても残念に思いましたが、次に来る機会があったら歩こうと思うコースが決まりました。        


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