ラ・ツァ小屋(2607m)を訪ねて
何処から見ても一目で分かる針先のような形をした山エギュイユ・ド・ラ・ツァ(3668m)
の登山基地であるラ・ツァ小屋を訪ねる事にしました

 アローラ終点までバスで行ってしまったが、一つ手前のバス停まで戻ります(10分位歩く)
 今まではここからすぐ川を渡って登山道にとり付けたらしいですが、橋が流されたらしく、上流に向かって
 広い道を暫く歩いて前からあった橋を渡ってとりつきます。迂回で30分のロスだねぇ〜と。
 コースが変更されているので、「ATTENTION」と書かれた看板が方々にあって導いています

    
  モン・コロン(3637m)に向かって広い道を歩きます     橋を渡って対岸に行きます

    
  山道は森林の中に入って行きます。あたり一面に霜がおりて、花が幻想的に見えます

  対岸にアローラの集落が見えます
          
    山は左からモン・ドラン(2974m)モン・シツァ(3114m)ラ・ルーセット(3262m)エギュイユ・ルージュ・ダローラ(3644m)
    アローラ終点の集落は写真中央の建物が集まっている所です
    昨日はそこから右上の方に向かって歩いたことになります
    今日は左下に見える白いホテルから、左の方向に行ってから登って来ている事になります


          
     昨日一日中雲がとれなかったピーニュ・ダローラ(3772m)が今日はすっきりと綺麗な姿を見せて
     くれました。右の一段低い雪山はラ・セルペンティネ(3789m) 氷河はタジオール・ヌーブ氷河


          
          エギュイユ・ド・ラ・ツァ(3668m)に向かうように、ずんずん高度を上げます

    
  大きな岩が積み重なった所を行きます       ヴァリス州旗はためくラ・ツァ小屋はもうすぐです
                                  対岸にエギュイユ・ルージュ・ダローラが見えます


            
       姿形から近寄りがたいエギュイユ・ド・ラ・ツァに少しでも近づけて感慨一入でした
       左からポワント・デ・ジャヌヴォワ(3674m) 三角形のダン・ド・ツァリオン(3589m) 尖ったエギュイユ・ド・ラ・ツァ
       (3668m)平たい山頂デューヴ・ブランシェ(3664m)右端の山がコル・デ・ベルトル3374m)
       氷河はラ・ツァ氷河です

    
  小屋のヘリコプター発着所にあぐらをかいて山を     小屋は平屋建、女性が二人で切り盛りしていま
  眺める主人(先程まで若者が逆立ちして眺めていた)   した。室内の細やかな飾りの装飾が温かい

 ラ・ツァ小屋からのパノラマ
 
左の山ピーニュ・ダローラ(3772m)右稜線から覗く雪山はラ・セルペンティネ(3789m)、幾つも沢筋ある黒い山がポワント・ド・トゥナ・レファアン(3500m)分かり辛いがその後ろに三角形の頭を出したモンブラン・ド・シェイロン(3870m)中央白い山は左がラ・ルエット(3548m)右はラ・ブルーラール3703m)、前の稜線に戻って一番低い所がパド・シェーブル峠(2855m)右へモンテ・ルージュ山群エギュイユ・ルージュ・ダローラ(3674m)と続きます

時間が早いので小屋でゆっくりして下りに掛かります。来た道ではなくプラモウッセの村(1837m)に下ります

    
  背後の山はポワント・ド・トゥナ・レファアン(3500m)、白い   コースは石組みがされて歩き易いですが
  ラ・ルエット(3548m)下がシェーブル峠(2855m) です      途中にこのような所もあって楽しい山道です

    
  対岸のエギュイユ・ルージュ・ダローラ(3674m)の岩稜と雪渓がが勇ましく堂々と見えます

           
           岩と石の道から緑多い穏やかな道になりました
           初めから最後までエギュイユ・ド・ラ・ツァが見えて、愛着ある山になりました


           
           ぐんぐん高度を下げ、バス道が良く見えるようになればゴールはもうすぐです
           ピーニュ・ダローラ、ラ・セルペンティネ、ポワント・ド・トゥナ・レファアン、ラ・ルエットその下に明日行く
           リードマッテン峠(2919m)が見えます


      
  バスの時間までたっぷりあるのでプラモウッセの集落を散策しました。7〜8軒の民家がある静かな集落
  でした。まだ時間があるので川原で遊んでバスを待ちました。

                   


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