ピッツ・ルンギン(2780m)に届かず
オーバーエンガディンの谷に連なるシルス湖、シルヴァプラーナ湖の左岸からの
眺めはどのような感じかな?と思い、ならばピッツ・ルンギン(2780m)に登りたいと
出掛けたハイキングでした
滞在しているポントレジーナからはダイレクトでマローヤまでバスが行っているので、終点の一つ手前のカポラーゴで降りて歩き始めました バス停から少し戻るように歩くと登り口の標識 登り始めてマローヤの集落を見る。大きく見える ルンギン峠まで2時間30分(山頂まで3時間) 山はピッツ・ザラヒーナ(2599m)です ブレガリア谷を隔ててブレガリアの山が見えます 行く手に滝のような川も見えてきました ピッツ・ルンギンが雲に隠れたり綺麗に見えたりするお天気です マローヤの集落が下に見えます。写真左に見える山はピッツ・ド・ラ・マーニャ(3159m) その奥にピッツ・フェードゥ(3219m)、ピッツ・デル・ムレット(3104m)、一段と低くなった 所がムレット峠(2562m)、ムレット谷の右にピッツ・デル・ロッシ(3027m)、モンテ・デル・フォ ルノ(3214m)が重なって見えます。更に右はモンテ・シッソネ(3330m)イタリア国境の山です シルス湖の後方にコルヴァッチ山群が綺麗に見え出しました ルンギン湖から流れ出た小川を渡ります 立派な角を持った牛さんです なだらかに見えますが結構きつい登りです 静かなルンギン湖(2490m)に着きました ルンギン湖の端からルンギン峠に登ります 峠から左にピッツ・ルンギンの稜線に向かいます。 右に行くと写真にあるピッツ・グレーファザアール ヴァス(2932m)です(湖からは上に見えます) 私達は峠から稜線越しにピッツ・ルンギンに行くコースを選んだのですが、湖の途中からダイレクトに ピッツ・ルンギンのザレ場を行くコースもありました。稜線コースの選択が登れなかった原因です 稜線を行くコースは、なかなか厳しいです 見晴らしの良い十字架のある所に来ました 写真左がピッツ・ルンギンです。頂上に立つ人達が見えました。 右のなだらかに見える稜線を進んで行った所で問題が起きました 稜線は強風で、ガスも掛かりますます厳しくなりました。三点確保で岩も越えたのですが。 稜線上で姿勢を低くして、強風の止むのを待ったが、なかなか風が止まず、数十メートルのナイフリッジの稜線が私には越えられず主人は進めたが引き返してもらって、ルンギン峠に戻る事にした。 安全な十字架の立つ眺めの良い所に戻りました。私が行きたいと思っている アルピグナ湖(右の堰堤)が見えました(後日行ったが濃いガスで引き返した) アルビグナ湖(2163m)のズーム 残念だったが、証に十字架の前で記念写真 ルンギン峠(2645m)からルンギン湖を見る。湖から立ち上が イン(ドナウ)、ライン、ポーの三大河 っている岩壁がピッツ・グレーファザールヴァス南壁です の分水嶺だそうです 写真右の雪の掛かった山がコルヴァッチ峰です ルンギン湖に下る斜面はウサギギクが群生していました。 スミレも綺麗に咲いていました 戻ったルンギン湖からコルヴァッチ山群の奥にピッツ・ベルニナが見えまし ルンギン湖からピッツ・マターデル(2967m)の中腹に付けられた山道を歩きます。 右手にコルヴァッチ峰、下にシルス湖を見ながら気分の良い山道です このコースはエンガディンの山の展望コースです ナイル湖付近を通過です ここからシルス湖畔に向けていきます 左はシルヴァプラナ湖、右はシルス湖、間の集落はシルス・マリアです 下の方に古くて趣のあるグレーファザールヴァス集落が見えます 古くても綺麗に飾った素敵なお家ばかりでした シルス湖畔のバス停、レイ・ダ・セグルに着きました お天気とコース選定により、目的の山に登りつくことが出来ませんでしたが、頂上目前まで行く事が出来て私の力としては満足しました。 |