モースアルプからマルシュ(2876m)に登りブラントへ
数年前モースアルプを歩いた事があるが、午後から行き時間が無かった事、、展望が
良くなかった事なので、満足なハイキングが出来なかったので、お天気が良い日に
展望が良いコースを歩きたいと思って出かけました

フィスプからモースアルプで行く交通手段は、フィスプ駅前から出ているバスで行く方法と、ザンクトニクラウスまで電車で行き、バスに乗って行く方法があります。私達は前者で行きました。
          
          
          バスの終点モースアルプにはレストランが2軒と、大きな牛舎の建物があるだけの
          のんびりした所です。ここからハイキングの出発です

          
          アウグストボルトホルン( Augstbordhorn)に向かって行きます

          
          ミシャベルの山が綺麗です。前の森の中に入って行く道を行きます

 ミシャベル山群と続く山を拡大してみると
          
          名峰が並びますがドームの右横くらいにあるテッシュホルンはここから見えません

          
          少し歩くと後方にフレッチホルン、ラッギンホルン、ヴァイスミースも霞んでいますが
          見えます(写真左から順に)


          
          森を抜け、広々とした明るい草原の中に広い道がついています

          
          イギリスから休暇で来られた素敵なご夫婦とちょっとお話をしました

          
          たいした登りも無く、誰もが楽しめるハイキングコースです

          
          対岸に見えるピラミッド型をしたビーチホルンの美しさが目を引きます。
          今日は一日ビーチホルンデーでした


          
          四角に囲まれた柵があり、簡単なベンチもあるのだが、何の為の所?

          
          ピクニック道?からハイキング道になり、ゴロゴロとした石交じりの山道になってきました

          
          中央やや左の山はホッケンホルン、右はアルテス(頭だけ)、バルムホルンです

          
          バスで通って来たビュールヒュンへ下る道とアウグストボルトホルンへ行く道との分岐です

ローヌ谷の対岸の眺めは壮観です
 
 ベルナーオーバーラントの山々がずら〜と並び素晴らしい眺めです

          
          単調な道に飽きてきた頃、変化のある山道になりました

          
          写真中央のサース谷を挟んで左上の薄い緑色に囲まれた集落はグシュポン
          手前の尾根でリフトが掛かって見える所はハニグアルプです
          一番奥に見える雪山は左からフレッチホルン、ラッギンホルン、ヴァイスミース


          
          この稜線はヘールミニグラートと言うらしいです

          
          今日は見晴らしが良く問題ないが、コース上に顕著なる目的物が無く、
          だだっ広いコースはケルンが頼りになるところです


          
          相変わらず綺麗なミシャベル山群の後方にリスカムが少し見えています

          
          結果的に本日の目的地になったマルシュ(2876m)です

          
          ポイントの名前は分からない(無いと思う)のですが、マルシュ山頂を左に巻くように
          アウグストボルトホルンに向かって行きました


          
          アウグストボルトホルンは手前の稜線を登って行きます。
          真っ白いワイスホルンが見えてきました。写真右はシュヴァルツホルン(3201m)で、昨日
          トゥルトマン・ヒュッテへのコースから間近に見たレ・ディアブロン(3609m)
も見えました

          
          アウグストボルトホルンの全容です。真ん中の頂上に向かっている稜線はグレッチグラート
          頂上から右に流れている稜線がアウグストボルグラートです
          頂上から左の斜面下はテルベル谷です


アウグストボルトホルンとマルシュの分岐でどうしようか迷いましたが、ザレ場が嫌いな私が「アウグストボルトホルンには行かない」と決め行きませんでした

          
          この岩稜を登るとマルシュに着きます

          
          真っ白いヴァイスホルン(4506m)が美しい。写真左はブルネックホルン(3834m)
          ヴァイスホルンの右肩に見える丸い山頂がビスホルン(4153m)です

          真ん中の稜線はアウグストボルグラートでドライツェーンテンホルン(3052m)を結んでいます

          
          マルシュ頂上(2876m)は広いです。歩く途中に見てきた山がグルっと見渡せます

頂上で景色を眺めながらお昼を食べました
          
          マルシュ直下の急な下りは、ザレ場ガラ場で私は手こずりました

          
          ヒューナーグラートの稜線歩きです

          
          大きな岩が積み重なった稜線歩きは、アルペン的で楽しい山道です

          
          正面に見えるビーチホルンの尖峰を見入りながらの下りです

          
          大展望の道はここまでです

          
          オーバーギビドウムからは樹林帯を歩きます

樹林帯の道は途中から自転車道と同じになり、大きくジグザグを切る道は緩やかなので、標高がなかなか
下がらず、長い長い道のりでした
          
          やっと樹林帯から抜け出したらブラントのリフト駅は直ぐでした

今出たばかりのリフトは次の発車まで、50分待ちでした
          
          隣のレストランで時間が来るまで、ゆっくり過ごしました

          
          ブラント(1601m)からは、家族連れでも楽しめるコースが多いです

          
          二人乗リフトからウンターベフの集落を見ています。対岸の麓がラーロンの集落です

          
          ロープウェイの乗り継ぎ駅ウンターベフ

          
          ロープウェイに乗ってもビーチホルンが覗いています

          
          ロープウェイから見ると断崖絶壁に張り付くように礼拝堂が7〜8軒見えました。
          険しい急坂をどのようにして登って行くのだろう?日本で言う修験の道なのだろうか?


ロープウェイの麓駅から電車のラーロン駅までは歩いて10分ぐらいです
          
          フィスプに戻ったら我が家が滞在している貸し別荘から直ぐの広場では
          スイス建国記念日の前夜祭で大賑わいしていました


予定したアウグストボルトホルンには行けなかったが、展望を楽しむハイングが出来ました。
前回モースアルプに行った時見えなかったビーチホルンを、一日中眺める事が出来て嬉しかった 



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