モンテレオーネ・ヒュッテ(2848m)を訪ねて
ブリークからシンプロン街道を通りイタリアのドモドッソラに抜ける途中に、シンプロンパス
があります。シンプロン・クルムのバス停で降りて、霧が深い中を歩き始めました。
前回来た時、歩き出してすぐ雨が降り出し引き返したので「またもや」と気になったが・・・
バスを降りたら、周りが見えないほどの霧でした。私達は此処には縁がないのかな?と思った。 暫くは水路の脇道を歩きます(アルペンローゼが咲く頃はさぞかし綺麗だろうと思うほどあった) 20分位歩くと霧から綺麗な山が現れ嬉しくなりました。 一番早く見えたのはアレッチホルン(写真右の高峰)でした 小さい沢を幾つも越して行きます。見えてきた山はメーダーホルン(2852m) 沢の流れは、景色をより美しくします アレッチホルン(右)サッテルホルン(左)のズーム メーダーホルンの縦襞がはっきりみえます ヒューブシホルン(3192m)を見て花の中を登る ビーチホルンが一際高く、レッチェンタールの山々です 大きな平たい一枚岩を登って行きます。 美しいヴァイスホルン、ビスホルン、手前ブルネックホルン すっかり晴れ渡りヒューブシホルン(3192m)が目の前に大きく見えます 一部雪渓が残っていました ミシャベルの山がはっきり見えています シャルトヴァッサー湖を下に見て歩きます。山はワッセンホルン(3245m) ラッギンホルン フレッチホルン ヒューブ゙シホルン ミシャベルの山 ヴァイスホルン ビスホルン (4010m) (3993m) (3192m) (4506m) (4153m) モンテレオーネ・ヒュッテ(2848m)まで、もうすぐです ヒュッテの前で寛ぐ人達、私達もスープや飲み物を頼んでここで食事をしました ヒュッテはスイスとイタリアの国境線上にあります。 国境を示す道標とモンテレオーネ北壁 ヒュッテからもう少し高い所まで行ってみました 左の一番高い所がモンテレオーネ山頂(3553m) 、氷河はシャルトヴァッサー氷河 下りはメーダーリュッケからボドメを通ってスシャルベットへ行くコースです メーダーリュッケ(2887m)を目指して行きます リュッケにはヒュッテから15分位で着きます メーダーリュッケにて ヴァリスの山を見ると、頭がちょっと見えるアルプフーベルからビスホルンまで見渡せます テッシュホルン、ドーム、レンツシュピッツェ、ナーデルグラード山群 ヴァイスホルン、ビスホルン バルフリン ブルネックホルン ベルナーオーバーラントの山を見ると ビーチホルン ブライトホルン ネストホルン シンホルン アレッチホルン (3934m) (3785m) (3824m) (3797m) (4195m) 上の写真から続く アレッチホルン(4195m) グロース・フィーシャーホルン フィンスターアールホルン(4274m) アレッチ氷河の方をズームで 左の白い雪山はグロース・フィーシャーホルン(4049mm)、ヒンター・フィーシャーホルン(4025) 続いて右にフィッシャーヘルナー山群、右の山はフィンスターアールホルン(4274m) 判らなくて気になっていた山座同定を「夫婦で歩くスイスアルプス」のおーと様に教えていただきました メーダーリュッケからモンテレオーネ(3553m)の全容 素晴らしい展望を楽しんで、一気に転げ落ちるように下ります ベルナーオーバーラントの山を見ながら ここから見ても ビーチホルンは堂々として立派に見えます 私の心に何時までも残るだろう大展望を、暫し眺めていました シンプロン街道が下に見えてきました。左の山はフレッチホルン(3993m) 最後まで姿を見せてくれたビーチホルン スシャルベットのバス停でブリーク行きのバスを待った 朝の天候が急激に回復して、大展望を満喫して、コースも変化に富んで面白く、悦びと充実感を味わった素晴らしいハイキングでした |