オーバーアレッチ・ヒュッテ(2640m)に届かず
前から「行きたい」と願望していたこのヒュッテは遥かに遠いし、余り人が行かない事は
調べて分かっていた。オーバーアレッチ氷河が大きくカーブする先端に建つヒュッテへの
期待に夢を膨らませて出掛けたが夢は叶わなかった
ブリークから一番のバスで(6:55)ブラッテンまで行き、リフトでベルアルプまで行き歩き始めた ベルアルプのレストラン(頭が雲で見えない山は ベルアルプホテルに向かって歩きます バルフリン ベルアルプの素敵な教会の後ろのギザギザ峰は 絶好のロケーションに建つベルアルプ・ホテル フッセルナー、氷河はドリーシュト氷河です ホテル前から歩き始め岩の間の急坂を下ると草原上の道になります 振り返って見ると、急坂の石組みが綺麗です 大アレッチ氷河の先端が見えます 2019mの標識 後方に人造湖(シュタウゼー)右の山はフレッチホルンです やっと歩き始めの標高位になりました。小さくベルアルプのホテルと教会が見えます 石と岩の道になってきました 前方の対岸にこれから行くコースがはっきり見えます この橋でオーバーアレッチ氷河から出ている川を渡ります 橋を渡ると岸壁に付けられた急な道を登って行きます。フェンスが無かったら怖い所です オーバーアレッチ氷河の末端が見えます ロッヘッガ(2228m)の標識です ここは2407m地点です まずまずのコースタイムで来たのだが、ヒュッテの方向は益々ガスが深くなり全然見通しがきかなかった。 どうしようと話し合いをし、主人は「もう少し前進してみよう」と言ったが、いつもは「それ行けドンドン」の 私が消極的になって「引き返したい」と気弱になり、残念ながらこここら引き返す事にした 橋まで降りて休んでいたら、下山してくるクライマーが見えた 時間も早いので、前に行ったヘンゲブリュッケを回って帰る事にした ヘンゲブリュッケはハイカーで大賑わいだった リーダーフルカに近づく頃、青空が多くなって、オーバアーアレッチヒュッテの 方が見えた(中央グローセ・フスホルン(3627m)の左に下っている稜線の下当り) もうオーバーアレッチ・ヒュッテに再挑戦は出来ないと思うので、とても残念だが、ここはハイカーの領域 ではなくクライマーの領域だと思った。近づけただけでも満足のコースでした。 |