ブラウヘルトからプフルヴェ峠を越してオッタバンへ
前々から地図を眺めては「一度歩きたい」と思っていたが、情報が余りないので
不安で実行出来なかったが、「行ける所まででも良い」と思って出かけた

ツェルマットから地下ケーブルでスネガに上がり、テレキャビンに乗り換えブラウヘルト駅で下りて歩き始めました

・・・・・・赤コース    ・・・・・青コース  峠越えのロングコースです


羊さんの行進に出会いました。対岸はゴルナーグラートからシュトックホルンへの稜線です


可愛いのですが黒いので顔がはっきり見えません


マッターホルンの姿を写すステリゼーですが、マッターホルンは雲が掛かって見えません


フルーエヒュッテが見えてきました
前方に見える山は左がシュトラールホルン(4190m)右がアドラーホルン(3988m)です


フルーエの標識です。見辛いですが先ずはFurggjiフルクジに向かいます。山はオーバーロートホルン

フルーエからフィンデル氷河のモレーンを歩く道もありますが我が家は谷あいの道を行きます

左側の稜線は左からオーバーロートホルン(3414m)フルーエホルン(3255m)・・・の山並み


草原を過ぎると石が多い山道になります 


「マッターホルンが見えたらな〜」 また来ようと思いました


フルーエアルプ゚の標識(2683m)でここから青コースです


テレキャビンが一緒だったご夫婦が先行していましたが、その後居なくなってしまい心細かった


モレーンの道と、通って来た池、フルーエ・ヒュッテが見えました


豪快なフィンデル氷河を目の前に見ながら歩きます。台形の山はチーマ・ディ・ヤッツイ(3803m)です


一時、穏やかな山道です


この辺りは奇岩があって面白い所です  


石ころだらけの山道です。写真右上の建物はウンターロートホルン駅です


雪と岩と石の世界です。


岩稜の登りが「これでもか、まだか」と思う程、ずう〜と続きました。


シャモアが出て来たので、暫し足を止めて見ていました


秘境の山に来たような何かドキドキ感を感じるコースです


反対から登って来た登山者がいました。彼らは上から雪道を下り出来ました。


プフルヴェ峠の近くになると雪が多くなり、道標は勿論ペンキマークも見当たらず、地図上では
正面に見えるプフルヴェ(3314m)を左に巻くようになっています。(雪の状態でコースが決まる?)


我が家は雪渓を登るのがイヤだったので左から大回りをしてプフルヴェ峠(3130m)へ行く道を
歩きました


写真左からテッシュホルン(4490m)、アルプフーベル(4206m)。テッシュホルンの左に見える、
小さな山がキンホルン(3790m)です


プフルヴェ峠(3130m)は雪の中でした。峠から立ち上がっているスピッツ・フルーエ(3260m)です。
雲が無かったらスピッツ・フルーエの横にマッターホルンが見えます

       
雪道の下りに弱い私は峠から「雪の急斜面を無事に下れるのかしら?」ここでアイゼン装着


青のペンキマークは雪で隠れているので、トレースを忠実に追いました


下に見える湖を目指して下って行きます。上から写真で写すと緩やかに見えるが急勾配です。
遠くにブルーネックホルン(3833m),


無名の池の全景ですが、私達には唯一目標になる池でした


湖の左側を通るようになっている地図もあるが、トレースが右に付いていたので右に行きました


峠からの下り始めは雪渓が急勾配で怖かったが、ここまで来れば安心です

湖を通過してホッとしたので周りの山々の景色を楽しみました

写真左の山はアラリンホルン(4027m)、その前をメルヒ氷河が流れ、鋸歯状の山姿が特徴の
リムプフィッシュホル(4199m)が指呼の距離で眺められました


ここから眺めるとテッシュホルン(4490m)もアルプフーベル(4206m)も低く感じます。


写真左上から雪渓を下りてきた事になります


前方にテッシュアルプの草原が見え、メリッヒ川に沿ってオッタバンに向かいます 


道沿いに綺麗なエーデルワイスが咲いていました


テッシュアルプは青々とした中に清い小川が流れ気持ちよい山道です
我が家も念願のコースが無事歩けた満足感で気分よく歩きました


ヴァイスホルン(4506m)は頂上を隠していましたが中央のビスホルン(4153m)向かって右のブルーネックホルン(3833m)が見えました

         
素敵な礼拝堂があり、私のレベル以上のハイキングが無事出来たことに感謝を致しました


長かった今日のハイキングのゴールはテッシュアルプです

お天気はすっきりしない一日でしたが、青コースの峠越えが出来た事は至上の喜びでした。
オッタバンからはタクシー相乗りでテッシュ駅に向かいました 
      


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