ピオッタからビオーラ谷の湖を巡る
今日もスイスは全般的に天気予報が悪く、イタリア方面は少し良いのだが、その方面は全く
下調べをして来なかったので、滞在している貸し別荘に置かれているパンフレットを見て、
「赤く可愛いケーブルカーに乗ってみよう」と思って出かけたのでした
アンデルマットからゲッシェネンまで電車で行き、ロカルノ行きの電車に乗ってアイロロ駅で下車した。 駅に隣接したインフォーメーションで簡単な地図が入ったパンフレットをいただきました。 アイロロからファイド方面行きのバスに10分ぐらい乗り、ピオッタに着きました。 ケーブルカー駅を経由するバスは少ないので経由しない場合はピオッタポストで降りて10分位歩く ピンク色のコースを歩きたかったがコースタイム8時間なので、黄色と緑色のコースを ミックスして歩きました ピオッタ駅から出ているケーブルカーは最大勾配が87度もあるそうです ケーブルカーのピオラ頂上駅 頂上駅を出た所に小さな喫茶店があります 帰りのケーブルカーの時刻表 レベンティーナ谷が下に見えます リトム湖までは車も通る道です ここは赤ちゃんも子供もアルプスハイキングが楽しめます 目指すリトム湖は発電用ダムだったので堰堤が残っています 堂々とした山はピッツ・タネダ(2667m)です 堰堤に上るとリトム湖が見渡せます。次に行くトム湖はリトム湖を左回りに 半周して対岸から登って行きます 堰堤の向こうにレベンティーナ谷の対岸の山が綺麗に見えました トム湖への山道は左に上っています。そのまま湖畔に沿って行くとカダーニョの 集落に行きます ここはアルプ・リトム(1058m) トム湖(アルプ・トム)へ上がる分岐の標識です 目指すカダーニョ小屋は55分とありますが、我が家はトム湖経由で行きます 堰堤から歩いて来た湖畔の道がはっきり見えます トム湖への山道は小さな清流が流れ、お花が咲く時期は綺麗だろうと想像できます リトム湖は周囲の山々や森を映す美しい山上湖です トム湖(2025m)の標識です トム湖はひっそりと佇む静かな山上湖です 湖畔に一軒酪農小屋があります。分岐からカダーニョ湖に向かいました 緩やかな草原をトム湖を左に見ながら歩きます 草原を登りきるとカダーニョ湖と集落が見えてきました 写真左がカダーニョ湖、右に見えているのは先程途中まで歩いたリトム湖です 何て素敵な山里でしょう。絵に描いたような美しい光景に感動をしました。 一段高い所にある大きな建物は美味しい乳製品が売っている酪農小屋です 更に高い所にある黒い三角の屋根がカダーニョ小屋です 静かで落ち着いた家並みは、相当古そうな建物で趣があります カダーニョの集落を通って湖を左回りに歩いて行きました(振り返って写しました) 湖ではマス科のような淡水魚がよく釣れるので愛好家が集まるのだそうです 素敵な集落を湖の対岸から見ています カダーニョ湖を半周して来ました アルプ・ピオラの酪農小屋に着きました 長閑ですね〜 美味しいチーズを買いました(ここは結構なお値段でした) 酪農小屋のお子さんに 「写真撮らせて」とお願いしたらポーズをとってくれました。「可愛い〜」 酪農小屋(1964m)に付いていた標識です スイス国旗が立つカダーニョ小屋はもうすぐです カダーニョ小屋(1987m)のレストランの中で昼食にしました ここはマウンテンバイクで来る人が多いところでした カダーニョ小屋から少し登り橋を渡り、戻るようにコースをとります(広い道から離れます) 標識に従い少し登ると湿原もありますが、すぐ下り気味になります 山道からみた カダーニョ集落と湖と小屋です。山はピッツ・タネダです リトム湖が見えてきました 樹林が多いリトム湖畔を歩きます リトム湖は元々はスイスの国鉄が所有していたダムだったそうですが、 今はハイキングなどで賑わう湖になっているそうです。 ダムの堰堤に戻ってきました ビオラ駅からケーブルカーで下ります ピオッタのケーブル駅に着きました 乗車券を差し込むと回転ドアーが開きます 急勾配がよくわかります 緊張する山道は無く、息が切れるコースでもなく、のんびりとアルプスのハイキングが楽しめた一日でした。天気予報通りのお天気に恵まれて、ここを選んで良かったと思いました。 |