シデレン・ヒュッテを訪ねて〜フルカ峠〜グレッチ村へ
フルカ峠は何度もバスで通った事はあるが、降りて歩いた事はなかった。
シデレン・ヒュッテは比較的に短時間で行けると思っていたので後回しになっていた

アンデルマット駅前を8時30分発のバスに乗ってフルカ峠に向かいました。レアルプを過ぎるとバスはヘアピンカーブを描いて高度を上げていきます。
フルカ峠の一つ手前の駅シデレンバッハでバスを降り歩き始めました 

    
  登り口にシデレン・ヒュッテの看板があります    写真中央はチリ・ビーレンホルン(2940m)、左にグロス・ビーレ
                                  ンホルン(3207m)、更にガレンシュトック(3586m)と続きます


    
  背後に対岸の山、ムッテルホルン(3099m)の    コースの途中に岩壁に流れる綺麗な滝です
  頂上が見えます 

          
          ギザギザの岩山グロス・ビーレンホルン(左)、チリ・ビーレンホルン(右)
          を間近に見て登って行きます。この山もザイルがないと登れないのでしょうね?

          
          左手にフライン・フルカホルン(3026m)、グロス・フルカホルン(3169m)の針峰が並びます

    
  シデレン・ヒュッテ(2708m)は明るく可愛いヒュッテです。まだ早かったが飲み物やケーキを外で
  食べました。ここからアルベルト・ハイム・ヒュッテへ行く人が多かった


  
 ヒュッテの周りは変った形をした岩の景観が素晴らしいです    あるパンフレットにあった岩はここの岩
 ラクダのコブと名前が付けられているようです             でクライネス・カメール(2930m)だと分かった


          
          ウリ州旗はためくシデレン・ヒュッテに別れを告げてフルカ峠に下ります
          背後の山はグロス・ビーレンホルンです


          
          シデレン氷河から流れて出来た池の淵を歩きます。
          グロス・フルカホルンの右に見える台形の形をした山がシデレンホルン(3217m)で
          氷河はシデレン氷河です


          
          写真左はグロス・ビーレンホルン、奇岩が立ち並ぶウンタービーテンリュッケ、
          右はチリ・ビーレンホルンです。シデレン・ヒュッテが小さく見えるようになってしまいました

    
  所々に雪渓が残っていました              シデレン川に掛かる橋を渡ります 
                                  ここから見るガレンシュトック(3586m)は重々しく格好が
                                  良くみえます(雲が上にある山)


  
 このような所もあり、変化があって    兵舎が並ぶ自動車道が近くになりました。
 楽しい山道です               谷を挟んでで向こうに見える山はブラウベルグ(2757m)
                           右奥がテリシュトック(2875m)です

自動車道に出る手前を右方向にフルカ峠まで5分くらい歩きます。
グレッチには標識に従い左斜めに入るように山道がついています

 
フルカ峠(2430m)の標識      前方にベルナーオーバーラントの山並みを見ながら下ります。
グレッチまで1時間35分と     上の写真はフルカ峠から少し下った所から写した景色です
あります               グリムゼル峠への自動車道、グリムゼル峠のトーテ湖も見えます。
                     オーバーアールホルンの手前がグリムゼル峠から登れるシーデルホルン(2764m)です


    
  斜め右上方にグルシュテン・ホーナー(3189m)    緩やかな草原の中を下って行きます。いつも
  と続くヒンター・ゲルマーホーナーが見えました
        前方にベルナーオーバアーラントの山が見えます

  
 フルカ山岳蒸気鉄道のムットバッハ・ベルベデーレ駅(2118m)は何もない駅です。一日二往復する列車の
 時刻表がダンボールに貼られていました


          
      線路から少し下り、線路を左側にみて歩きます。この周辺はお花が沢山咲いて綺麗です。
      見えている山はグルシュテン・ホーナーです。


国道を横切りリュウキンカが群落する川沿いを歩き、鉄道と自動車道が交差している所にきたら「あと5分
で蒸気機関車が来るよ」と大きなカメラを持った人が教えてくれました

    
  もくもく蒸気と煙を上げてアルプスを登るSL列車   乗客も皆んな手を振って沿道の人達に応えてくれ
  背後は雲がとれたフィンスターアールホルンです        ました。そしてフルカ峠に向かって行きました

          
          線路、自動車道と平行するように山道がついています。進行方向正面にグリムゼル峠近く
          の山シーデルホルン(2764m)が良く見えています(我が家が登りたい山です)
          下に見えるグレッチ村は交通の要所でフルカ峠、グリムゼル峠、オーバーヴァルト駅とを
          結ぶ自動車の交叉点です。


          
          グレッチ付近から望むローヌ氷河ですが、後退して雪の氷河はここから見えません。
          ローヌ氷河から流れ出た水が、ローヌ川となって蛇行しています。
          昔は川の間際まで雪に覆われていたことが後に入る資料館の写真にありました

          ジグザグの国道フルカ通りの途中に建つホテル・ベルヴェデーレ(2272m)が見えます
          写真後ろの山は左がグルシュテン・ホーナー、右の影になっている山はフルカホルンです

          
          ローヌ川の流れ、フルカ鉄道の線路、下に見えるのはグレッチの村です。
          上にヘアピンカーブを描いている自動車道はグリムゼル峠へ続いています

グレッチ村でオーバーワルト行きのバスを待つ間、フルカ鉄道の資料館を見て過ごしました     

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