再びソーリオの村を訪ねる

18世紀の姿をそのままとどめているソーリオは、かつて作家の新田次郎が感動し
またセガンティーニの代表的3部作のひとつ「生」のモデルになったと言われる
村です(地球を歩くから抜粋)。先日セガンティーニ美術館に行ってきたので再度
行く事にしました(前回はプロモントーニョまで歩きました)


イタリア国境に近いソーリオの位置を示します

サンモリッツ駅の裏側にバス乗り場がありポストバスが出ています。マローヤ峠を越して、プロモントーニョまで行きます

プロモントーニョでバスを乗り換えます


バス停の近くに木彫りのオブジェがありましした


インフォメーションセンターでいただいたパンフレットから
ソーリオは標高1090mの所にあり、18世紀の姿をそのままとどめている小さな村です


バスの終点ソーリオからの眺めは素晴らしいです。ここから一般車は入れません
周りを囲んでいる山はブレガリア山群で、スイスとイタリアの国境に聳える山々です

        
坂道を上がって行きます。左は教会の塔、右は貸別荘の建物


ブレガリアアルプスが周りを囲んでいます

       
教会の塔

       
石畳の道が村中をめぐらしています

       
村の人々が寄り添って、村が一家族のように暮らしているように思えます

       
家の壁に昔の写真がパネルが貼ってあります。いろいろの写真がありました


共同の洗濯場。周りの山々、石造りの建物など絵にかいたような光景です


お花がいろいろと工夫して飾られています

       
石のスレートで葺かれた屋根、共同の門でしょうか趣がある光景です

        
これも水場でしょうか。今は使われていないような感じです

       
街灯が景色にマッチしていますね


インフォメーションセンター

        

細い路地は迷路のようで数百年前にタイムスリップした感じです


家が途切れた所から上に上がって行きます


険しい山々と緑の牧草地、多くの画家や小説家が愛した由縁が分かります


左からシオラ山群、ボンダスカ氷河、ピッツ・ジエメッリ、ピッツ・チェンガロ、アルプス6大北壁の一つピッツ・パディーレみんな綺麗に見えて嬉しかった

ちなみにアルプス3大北壁はアイガー、マッターホルン、グランドジョラスですが、6大北壁にはトレ・チーメ、ドリュ、ピッツ・バディーレが入るそうです


広々と明るい野原にでます


村内を抜けて草原状の見晴らしが良い所です。セガンティーニの3部作『生』の舞台になった景色だそうです


昔の物語に出てくるような景色です


シオラ山群と氷河、ブレガリア山群の景色美しいです


上まで行って元の所に下りる事にします


中世の面影を残すソーリオの村。この光景がソーリオの代表的な景色です


教会の塔と古い石造りの家々が並ぶ光景があまりにも美しかったので、セガンティーニが「天国の入り口」と称したそうです


屋根を大きくすると家の密集度が分かります



写真左からシオラ山群、ボンダスカ氷河、ピッツ・ジェメッリ、ピッツ・チエンガロ・切り立った三角の山はピッツ・パディーレ、手前の山はピッツ・ディヴァンニで、いずれもスイス、イタリアの国境の山です  


エーデルワイスの古代種???

       
エーデルワイスちょっと違う感じがします


岩に咲くベンケイソウ


下の方に下りてきました。窓辺を飾る花々、家の塀を飾るかのように咲くお花、住人の心の暖かさが伝わってきます


ヒマワリと窓に飾られたお花の対比


教会とブレガリア山群の景色です


地蔵様に似ているが、そんな事ないよね〜

      
教会の入り口


教会の内部


教会の内部


アジサイの花の色が華やかです


教会のお庭からブレガリア山群の景色




スイスの秘境であり、もう少しでイタリアという所にある美しい隠れ里を再度訪ねる事ができ、ブレガリア山群も綺麗に見えて良い旅が出来ました


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