ソラレクスからデルボランス湖へ
昨年グレッシャー3000からサネシュ峠まで歩いたとき、氷河を渡ったクイユ・デュ・ディアブレ
から下に見えたデルボランス湖が気になり、ちょっと遠征になるが行ってみました。
デルボランス湖はマルティーニの北東に位置しています 

フィスプから電車でエイグル駅まで行きました
          
          エイグル駅です(写っている電車は私達が乗ってきた電車ではありません)

          
          バスに乗り換えてヴィラール=シュル=オロンまで行きます

          
          車窓からフランスの山が遠くに見えました。下に見える街はマルティーニです

          
          ヴィラール=シュル=オロン(Villarrs=Sur=Ollon)駅です。私達はエイグルから来ましたが
          ベックス(Bex)から電車でここまで来る事も出来ます


          
          ヴィラール=シュル=オロンから見る、白い山はヴェルト針峰とドリュです

          
          ソラレクス行きのバスは子供連れが多かった

          
          ソラレクス(1469m)に着きました

          
          明後日の建国記念日に備えて飾り付けが綺麗なレストランです

          
          綺麗なエーデルワイスが飾ってあります

          
          これからまず目指すのはレストランや小屋があるアンツァインデまでは1時間20分です

    
    大きい一枚岩が特徴の山ラルジャンティーヌ(2422m)は、シュタインボックが沢山住み付いて、
    急峻な岩場に群れるシュタインボックの精悍な姿が見られるようです。建物の壁画にもありますね


          
          あらあら、ここからアンツァインデまで乗り合いタクシーが出ているのです
          結果論ですが、私達も乗って行き、アンツァインデでゆっくりした方が良かった

今日のハイキングコースです
 
 ソラレクスから今日歩くコースタイムは3時間ですが、私達は休憩を入れて5時間掛りました

歩き始めは11時20分です。この時点ではお天気は上々でした
          
          小さな子供も、赤ちゃんを背負ったママも歩いているファミリーコースです
          山並みの奥の方がディアブルレ山です

          
          樹林の中の広い山道です

          
          大きい石がゴロゴロある歩きづらい道です

          
          樹林が切れると広々とした草原になります。高い山はテット・ロンド(3037m)

          
          左下が歩き出したソラレクスです。高い山がポワント・ド・シャティオン(2368m)です

          
          全く水が無い涸れ沢を渡ります
 
          
          沢沿いの山道になります

          
          この日は大勢のハイカーと一緒でした

          
          大きい横縞の模様が不思議なテット山、写真左はクラン(2789m)です

          
          アンツァインデ(1876m)の山小屋レストランの案内板です

          
          ソラレクスから来た乗り合いタクシーです。1時間に一本位なのかな?

          
          レストランが数軒ありました。見える氷河はディアブルレ氷河です

          
          広い草原には牛さんがいっぱい放されて長閑な良い所です

          
          このレストランで休もうと行ったのですが、急に真っ黒い雲が出てきたので
          帰りのバスの時間も気になるので、入るのを止めました


          
          屏風のように連なる山々に囲まれて、酪農小屋が建っています
          附近には大きく湿地もあり、酪農に適した所なのでしょうね

          
          ここから目的地のデルボランスまで1時間45分とあります。
          私達とは反対にゼセ峠を通り(標識30分)、ラルジャンティーヌ山を一周してソラレクスに
          戻る一周コースがイージーコースとして人気のようです

          
          橋を渡り広い広い草原の中に入って行きます。雨が降らないよう祈りました

          
          振り返って見た景色です。

          
          少し雲が掛ったディアブルレ山です。こんな所でガスに巻かれたら大変です

          
          写真中央の三角形の山がセ・ルージュ(2971m)、尖った山がオルデホルン(3123m)
          その手前の山がレ・ディアブルレ(3029m)です

          
          草原の中に大きな石があり、「どうしてここに」と思います

          
          颯爽と追い抜いていくハイカーは、日帰りハイキングではない事がザックで分ります

          
          ディアブルレ山(3209m)

          
          シュヴァル峠(2038m)が見えてきました

          
          歩いて来た道を振り返ってみる景色です。凄い山並みだなあ〜と感嘆

          
          左がテット・ロンド(3037m)、右がレ・ディアブルレ。自然保護区の看板かな?

          
          シュヴァル峠(2038m)に着きました

          
          標識を拡大してみます

          
          ここは「ツール・デ・ミュヴェラン」のコースなので案内があります。
          こちらの人は3日位で一周するのでしょうか?


          
          お花が沢山咲いている綺麗な所です

          
          前方に大きくモン・ゴン(2710m)が見えてきました

          
          モン・ゴンの左にラ・フアーヴァ(2612m)が見えます

               
               とうとう激しい雷雨になってしまいました。急下りのうえ、ザレているので
               私は相当手こずりました

          
          雷が怖くてどうしよう。
          逃げるところは下にある「牛小屋しかないな」と真剣に思いました


          
          牛さんが逃げないって事はまだ大丈夫かな?牛さんも頼りにする私です

          
          やっと橋がある所に来てホッとしました

          
          この小川はデルボランス湖に流れています

          
          2〜3軒の小屋がありました

          
          雨が止みモン・ゴン(中央)もラ・ファーヴァ(左)も良く見える様になりました
          下の方にデルボランス湖の上方にあるダム湖も見えます

          
          静かに佇むデルボランス湖(1449m)が下に見えてホッとしました

 
昨年クイユ・デュ・ディアブレトゥール・サン・マルタン)から見たデルボランス湖
      
去年の紀行から ローヌ谷を隔てた南方向の奥にグランコンバン(4314m)が大きくみえました。
            目の前の綺麗な山はオー・ド・クリー(2969m)、下の湖はデルボランス湖です
            シオンからバスを乗り継いで行ける山上の湖で、私も行きたい湖です 


          
          もっと大きい湖を想像してきましたが、とうとう念願の湖に来れて感慨一際です

          
          緩やかに湖に下って行きます

          
          湖畔に建つレストランに寄りたかったですが、バスの時間を考えると寄れません

          
          湖畔に立つ標識。今日のコースを反対にするとソラレクスまで2時間50分とあります
          計画段階で悩みましたが、帰りのバスを考えるとこれで良かったかな?と思います


          
          16時40分発のシオン駅行は乗り換え無しで約1時間でした

途中で激しい雷雨に遭いましたが、比較的楽なハイキングコースを無事に歩く事が出来て嬉しかった。 
帰りのバスについて今日の日付でバスを検索したら、16時40分で出たので当然あると思って行動していたのですが、スイスに大変お詳しい「夫婦で歩くスイスアルプス」のおーと様から、予約が必要のバスだと後でお聞きして、冷や汗でした。誰かの予約に便乗してしまったのかも知れません。バスは7〜8人を乗せ、更に上方にあるダム湖前でも数人を乗せて走りました。 


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