ティアベルグリ・ヒュッテ(2795m)を訪ねて
以前ティアベルグリ・ヒュッテへの取り付き点まで来て遊んだ事がある。
その時ヒュッテへの標識が青だったので「私達では無理」と諦めていたが、いろいろと調べて
みると、そんなに難しい所は無い事がわかり、駄目なら途中で引き返そうと思って出かけました
マイリゲン駅前から出ているシュタイングレッチャー行きのバスに乗り終点で降りました バス停の隣にあるシュタイングレッチャーの山岳ホテル(1865m) 登り口のシュタインリミグレッチャーまでは車が通る道もありますが、私達は川の左岸に 付けられた山道を行きました。川の流れに沿いながら雪山と氷河を眺める良い道です。 写真左上の雪の斜面がスーステンホルン頂上(3503m)への稜線、右の丸い雪山がグヴ ェヒテンホルン(3420m)、前のお椀を伏せたような黒い山はボックベルグ(2632m)です 振り向くとスーステン峠に向かう道の上方に、フィンガーシュトックの 針峰群が綺麗に見えました 一旦車道に出ます。写真左からロート・シュトック(3183m),グヴェヒテンホルン(3420m) ミットラー・ティアベルグ(3418m)、頭が白いのがフォルダー・ティアベルグ(3091m)、 写真中央の黒い山塊がティアベルグリ、氷河は大きいシュタイン氷河です 断崖の上に目指すティアベルグリ・ヒュッテ(2795m)が見えます ヒュッテをズームで見ると ヒュッテの後の弓形の山はグヴェヒテンホルン(3420m)です シュタインリミグレッチャー駐車場に着きました(2095m) ティアベルグリ・ヒュッテの素敵な案内板の所が登り口になります 写真右上の鋭鋒はブルネンシュトック(2763m) 中央の氷河はシュタインリミ氷河 黒く見える山魂ティアベルグリの裏側に 緑は終わり、ここからは石と岩のコースです ヒュッテがあります ここでようやく雪を頂いたスーステンホルン山頂(3503m)が見えました 左の尖った山はチリ・スーステンホルン(3318m) 氷河はシュタイン氷河です 右手にシュタインリミ(2734m)、シュタインリミ氷河、ギグリストック(2900m)、 尖った山ブルネンシュトックを見て登ります シュタイン氷河が鋭い角度で落ちています。真っ白く光って美しかったです。 写真左がミットラー・ティアベルグ、右がフォルダー・ティアベルグ 氷河の中の黒く突き出しているのはテァベルグ・ルッケ(2986m)です この辺り白い花崗岩がずっと続きます スーステンホルンに登るのでしょうか? 鎖場が数ヶ所。スラブ岩は怖かったが、滑りにくい岩なので良かった 上から写した岩場です(帰りに写したので下っている所です) ヒュッテ直下の尖った岩が積み重なったアルペン的なところです 念願の夢のティアーベルグリ・ヒュッテ(2795m)に着きました。本当に嬉しい思いです。 ティアベルグリ・ヒュッテから、写真左がスーステンホルン、その右がスーステンリミホルン (3316m) 頭をちょっと出したブルネンシュトック(3211m) 光り輝いているシュタイン氷河です グヴェヒテンホルン、ミットラー・ティアベルグ、フォルダー・ティアベルグ 氷河はシュタイン氷河 ヒュッテの前はスーステンホルンをはじめ高峰が並び、その前は一面真っ白い氷河です。 国旗を忘れていたらしく、私達がいったら急いで上げてくれました。丁度風にたなびいて良い塩梅 ヒュッテの前で憩う人達、ここはクライマーの世界 ヒュッテの方が写して下さいました お父さんと子供2人上から下りてきました。立派な中学生、小学生クライマー ヒュッテで展望を充分楽しんで至福の時を過ごし、帰りは登り以上に慎重に登ったコースを下りました 親子3人組がいとも簡単に私達を バス停近くの売店でハチミツとサラミを買って帰りました 追い越して行きました「そうだよね〜」 無理と思っていたティアベルグリ・ヒュッテを余裕をもって訪ねる事が出来て夢のようでした。 今年のスイスでの大きな目標でしたので嬉しさも格別で、マイリンゲン行きのバスに乗って帰りました |