プラン・モルトからイッフィゲンアルプへ
クラン・モンタナ周辺では一番高い展望台にロープウェイで上がり、広大な
プラン・モルト氷河の縁を歩き、ヴェルトシュトルーベル小屋まで歩いた事がある。
今年は7月15日にその先レンク側に下るコースを計画して、プラン・モルトまでロープウェイ
で上がったが雪で引き返してきた。約半月経た今日なら大丈夫だろうと出かけた

シエール駅から5分位歩くとクラン・モンタナへ行くケーブルカー駅があります(バスで行く事も出来ます)
          
          下りのケーブルカーとすれ違いです

クラン・モンタナから北東の方に10分くらい歩くとロープウェイ乗り場があります
          
          ゴンドラリフトで中間駅ヴィオレットまで行きます

          
          ロープウェイに乗り換えます。プラン・モルト駅(2882m)が見えます。中央が展望台です

          
          プラン・モルト駅を出て展望台へ向かいます。奥にビーチホルンが見えています

 プラン・モルト展望台(2927m)からの眺めです
           ドム  テッシュホルン             ヴァイスホルン    チナールロートホルン
  
  ミシャベルの山、ヴァリスの山々が眺められます。この時マッターホルンは雲に隠れていました

    モンコロン         ピーニュ・ダローラ   モン・ブラン・ド・シェイロン      グラン・コンバン
  
エラン谷、ナンダース谷の奥に聳える名峰です。手前は先日歩いたヴィオレットからクリデールの山道です

          
          モンブラン(右)、グランドジュラス(左)も綺麗に見えました。下の街はシオンです

          
          北側は広大なプラン・モルト氷河です。中央の山がヴィルトシュトルーベルです

 展望台を後にしようと思ったとき、マッターホルンが顔を出してくれました
          
           マッターホルン    手前グラン・コルニエ  後ろダン・ブランシュ     デントデレンヌ

          
          目的地のイッフィゲンアルプまでは3時間40分、ヴィルトシュトルーベル小屋まで50分、
          この雪ではどのくいらい掛るのか?果たして行けるのか?分からないと思いました


          
          展望を楽しみ、プラン・モルト展望台からプラン・モルト氷河に向かって下ります

          
          こんな所で私が何度も滑ったので通りかかったハイカーが笑っていました
          ヴィルトシュトルーベル(3244m)は大きな山です

          
          標識に向かって歩きます。 緑の点線---が夏道ですが、今日は誰もこのコースは使わ
          ず、先行者が行く赤点線の---尾根道を私達も行きました

          
          トレースを追ってここまで来ました。広い雪原の中でこの標識は大事です

          
          氷河湖はまだ雪と氷で覆われていました

          
          尾根道は岩と石の山道です

          
          雪がない所を選んで行きます。岩の中にお花が咲いています

          
          岩の中に咲くイワダイコンソウ

          
          稜線上の道はほとんど平らです

          
          左下にヴィルトシュトルーベル小屋が見えます。奥の谷はジンメンタールです

          
          右手はプレン・モルト氷河です。平らで広いです

          
          写真中央右の雲が掛っている所が歩き出したプラン・モルトです。雪の多さを感じます

          
          ヴィスションレリュッケには家族連れのハイカーが遊んでいました。私達には余裕が無い

          
          ヴィスションレリュッケの標識(2851m)

          
          ここは前回来た時も雪が多かったが、今回は主人が潜る程あった

          
          上に見える建物は、軍の施設らしく、リフトで機材などを運んでいました

 
 ヴィルトシュトルーベル小屋に向かって行きます                前回と比較すると全く違う

          
          振り返ると、右端に人が2人居る所が通ってきたヴィスションレリュッケです

          
          ヴィルトシュトルーベル小屋に着きました。コースタイムは大幅にオーバーしています

           
          温かい飲み物をいただき直ぐ出発しました。ここから今日の目的地まで2時間20分です

          
          小屋から下に見える湖に向かって下ります。くねくねした山道が見えます

          
          ヴィルトシュトルーベル小屋の直下は急な山道です
   
          
          ザイルを持った頼もしいパパと一緒に小さな子供が上がってきました

          
          花の色が変化(白〜ピンク〜濃紅)するキンポウゲ科の花

          
          下に見える湖ラヴィルゼーレニの湖と湖の間を通ります

          
          少し雲が掛っていますが大きな氷河を持つヴィルトホルンが正面に見えます
          反対側から登ってくるハイカーが多いです

          

          ラヴィルパスとレイクへの分岐(標識)があり、どちらも大体同じコースタイムで
          イッフィゲンアルプへ下る事が出来ますが、私達は右にレイクへの標識に従いました


          
          分岐の標識から15分位、湖を越した所に、ラヴィルゼーレニ(2490m)の標識があります

          
          雪が少なくなりホッとします

          
          山道の脇にいっぱい咲いていたキク科の花

          
          中央の奥がヴィルトホルン(3248m)、手前の三角の山はミッタグホルン(2686m)です

          
          石室があります

                
                所々にサクラソウが咲いていました

          
          シュティーレレーガー(2279m)

          
          可愛い羊さんが一斉に私達の方を見てくれました

          
          下に見える集落がイッフィゲンアルプ(1584m)です

          
          見えるジグザグの山道を下って行く事になります

               
               長く綺麗な滝が現れました

          
          断崖に作られた山道を歩いて滝の前を通ります

          
          水飛沫をあびながらワイヤーを握って下ります

          
          ここは緊張する所です。この後は安全な山道になりゴールになります

          
          あどけない子牛が可愛いです

          
          イッフィゲンアルプでは大勢の人がバスを待っていました。バスでレンクに向かいました

          
          レンク駅(1068m)に着きました。(私達は前に来た時は周辺を歩きました)

レンク駅から電車でツェルマットに戻りました。
どうしても歩きたい執念から歩いてしまったハイキングでした。小屋までは雪の多さに先行き不安でしたが小屋から後は夏道を歩く事が出来て良かったと思います。雪景色は綺麗でしたが、私はルンルンと歩く事が出来る無雪の山道の方が好きです。念願叶ったハイキングが無事出来て幸せに思いました       


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