再びブリュムリスアルプ・ヒュッテを訪ねて(エッシネン湖から)
1999年グリースアルプからブリュムリスアルプ・ヒュッテを訪ねた事があります。
山小屋ライフを楽しみ、次の日エッシネン湖に下る日お天気が悪く展望がなかった。
もう一度ブリュムリスアルプ・ヒュッテを訪ねたいとずっと思っていたので、ヒュッテ泊も
念頭にいれて出かけることにした
滞在しているカンデルシュテークの貸し別荘からロープウェイ乗り場までは直ぐです ロープウェイの山頂駅(1682m)から広い道を進んで行き、一つ目も二つ目の分岐も左に進みました。 どちらに行ってもエッシネン湖に出ますが、今回は時間の節約をしました 写真左ドルデンホルン(3638m)右のフィシストックの断崖が屏風のようで綺麗です 下に少しエッシネン湖と、前に泊まったホテル・エッシネンゼーが見えます 山は写真左からブリュムリスアルフ(3663m)エッシネンアルプ(3486m) フリュンデンホルン(3369m) ドルデンホルン(3643m) 雲が多いですがエッシネン湖を取り囲む高峰、名峰が並んで壮観です 山の斜面に付けられた道を登って行きます。石がごろごろした所、崖の下など変化のある山道です 小さな沢を幾つか越えて行き、見晴らしが良くなった所にベンチがあったので休憩しました 湖から一気に立ち上がっている断崖と神秘的なエメラルドグリーンの湖面に引き寄せられます 大きな岩の下に羊さんがいます「ちょっと通して下さいね」 初々しくて綺麗なエーデルワイスです エッシネン湖を右に見ながら展望が良い道を歩いてオーバーベルグリ(1978m)に着きました 綺麗な花が咲き牛達が草を食む桃源郷のような所です。山小屋レストランもあります 写真中央やや右に目指すブリュムリスアルプ・ヒュツテの建物がみえます 岩壁の下に作られた山道を楽しくわくわくした気持ちで歩きました 右手側にあるブリュムリスアルプ湖(2184m)は小さくて見過ごしてしまいそうです 振り返るとカンデルシュテークの向こうにローナー山群が見えます ブリュムリスアルプ氷河も後退している事がわかります ヒュッテが見えてもなかなか時間がかかります 絶壁の下を高度を上げて行きます 峠と言う言葉の響きが大好きで、峠の直前の心躍る瞬間です ホーチュルリ峠(2788m)に着きました。前回はグリースアルプからの道が雪で大変でしたが今日 は覗いて見たら全然雪がありませんでした ザレ地を一登りでブリュムリスアルプ・ヒュッテ(2827m)です ヒュッテの背後に見える山はヴィルディ・フラウ(3260m) 念願のヒュッテに着きました。後ろにトゥーン湖が見えます。 湖から立ち上がっている三角形の山はニーセン山(2362m)です。 ヒュッテの外も中も大勢のハイカーで賑わっていました 私達も飲み物やスープ、ケーキなどを注文して、外でいただきました ヒュッテの上に行ってみました。ホーチュルリ峠から続くエッシネングラートの山並みです。 左のごつごつした山はデュンデンホルン(2862m)真ん中の平たい山はブルド・ストック(2756m) ヒュッテの屋根の後ろに見えるシュワルツホルン(2786m) これから戻っても時間的に大丈夫なので、お昼を食べてエッシネン湖に向けて下り始めました 少し下った所からやっとブリュムリスアルプ・ホルン(3663m)の全容を見る事が出来ました 左からヴィルディ・フラウ(3260m) ヴィシ・フラウ(3560m) ブリュムリスアルプ・ホルン(3663m) ブリュムリスアルプ・ロートホルン (3297m) 真ん中の黒い鋭鋒はユファン・ストック(3221m)です ラヌンクルス・グラキアリス(キンポウゲ科) タカネシオガマ このガレた斜面一面に上記のラヌンクルス・グラキアリスが色を変えて咲いていた 山の斜面につけたれた快適な山道を満ち足りた気持ちで下ります オーバーベルグリの美しい草原は、ゆっくりしたい所ですが今日は出来ません 花いっぱいで埋めつくされた斜面 ワイヤーが付いた急な下り道 ウンターベルグリ(1724m)のレストラン 周りを高い山で囲まれた静かで清い水のエッシネン湖は神秘の湖 湖畔の道はオーバーハングした大岩の下に付いています 最終のロープウェイの時間が気になるので、レーガー山頂駅まで休憩もとらずに歩きました 絶好の展望には恵まれなかったが、美しい湖、花いっぱいの草原、懐かしいブリュムリスアルプ・ヒュッテ に再訪出来た嬉しいハイキングでした |