エリザベッタ小屋(2258m)を訪ねて
10年前にツール・ド・モンブランを歩いた時、エリザベッタ小屋に宿泊した。
次の日はお天気が悪くコンバル湿原での景色が楽しめなかったので、機会があったら再訪し
たいと思っていた。シャモニー〜クールマイユール間のバスの問題、その後のラ・ビサイユ
までのバスの問題(本数が少ない)があったが、とに角「行ってみよう」と出かけた
シャモニーからイタリアに行く始発のバス(8時30分発)に乗り、モンブラントンネルを通ってクールマイユールに着いた。乗り継ぎのラ・ビサイユ行きは出たばかりで、1時間近くも待って10時15分発に乗り10時40分に終点のラ・ビサイユに着き歩きはじめた。 バスの終点ラ・ビサイユのレストラン 以前バスが通っていた林道を歩きます。TMBの時は 標識にエリザベッタ小屋まで2時間とあります シェルクイのコル経由なのでこの道は歩いていない 向こう岸に雪が積まれていて、最近まで雪があったのかな? 車が通行止めになっている所に橋があり渡ります 橋を渡ると直ぐ右側(湿原を挟んで向こう側)に綺麗な小屋が見えます。 雪の無いミアージュ氷河の奥にビオナセイ針峰が見えます コンバル湿原の奥にグラシェ針峰が姿を見せてくれました 堂々としたグラシェ針峰(3816m)とブランシェ氷河です エリザベッタ小屋がよく見えるので「もうすぐだ」と思ったのですが、そうではありませんでした。 下ってきたシャモニー在住のガイド白野さんが率いる日本人ツアーの方に声を掛けていただきました ツール・ド・モンブランの道標 清い水の流れ、雪渓、お花と美しい景色の中を歩きます アルペンローゼが斜面を染めていました 目指すエリザベッタ小屋(2258m)の全景 念願のエリザベッタ小屋に着きました でも帰りのバスがあるのでゆっくり出来ません 後の山は小屋の南面に見えるフォルテ山 小屋からコンバル湿原の中を通る来た道が良く 分かります。ミアージュ氷河のモレーンが堰堤のよ うに見えます エリザベッタ小屋からトレラテート針峰(3930m)が綺麗です 左から流れているのがブランシェ氷河です 来た道(ヴェニの谷)を歩く。三角形のモン・チェティフ(2343m)が見えます 奥に見える山はグラン・ゴリア?でしょうか コンバル湖に映るノワール針峰(写真中央の鋭角の山)を見たかったが、今日は 全容を見せてくれなかった 橋を渡り左岸に移りました。コンバル湖から来し方を振り返ってみました ラ・ビザイユに着きました 小屋の近くで見たオダマキがとても綺麗でした 早く着き予定より一つ早いバス(14時40分発)に間に合ったので、もう少し小屋でゆっくりしてくれば良かっ たと思いましたが、シャモニーから日帰りでエリザベッタ小屋を訪ねる事が出来て嬉しかった。 バスの中でガイドの白野さんとお話をしてとても楽しかった。優しいお人柄に感激をしました |