ゴルナーグラートからホーエリグラートを歩く
今日も予報ではお天気が芳しくないが、予報が反する事を期待してゴルナーグラートへ
行こうと言う事になった。21年も前にシュトックホルンへ行ったが、今では容易に
行けなくなったのでホーエリまでなら赤コースなので行きました
本日の概念図 ・・・・・今回のハイキング ・・・・・思い出のコース ――電車 グルナーグラード鉄道でゴルナーグラート駅に着きました クルムホテル・ゴルナーグラートです。私達は数回泊まっていますが、「最後にもう一度マッターホルンビューのお部屋に泊まりたいね」と話していますが天気を見ての予約は難しいです 山の上に建つ可愛い礼拝堂は工事中で入れませんでした ホテルのテラスは早いからでしょうかお客さんはいません ゴルナーグラート展望台で360度のパノラマを楽しむのですが、視界が無いので素通りしました いつもなら歩き出しは嬉しいのですが、何も見えないので心細く思いました ホーエリグラートの稜線歩きはお天気が良かったら右に左に名峰を見て最高だと思います。 ガスの中からチナールロートホルンが(4221m)がスゥーと見えてまた隠れてしまいました 他の山もそんな感じで見えたり隠れたりしています ホーエリグラートの稜線が見えてきましたので期待を持ちました 少しずつガスが薄くなってきたと思ったのですが・・・・ リンドウ(ジェンチアン)高山だからでしょうか背の低いお花がいろいろと見られました 高所に咲くアルプスのキク ゴルナーグラートから歩いてきた道(ホーエリグラート)を振り返って見ています 丸い頭のブライトホルンがボーとガスから抜け出た感じです チョッとした頂上を通過していきます まだまだホーエリグラートは続きます。 この辺りが今日のコースで一番面白みがある所です 鎖に頼って通過します 難所を通過してホッとします。茶色の石ごろの山道です 雲が少し取れて4000m級の山々の眺めです。写真左からカストール(4228m)ポリュクス(4029m)、右はブライトホルン(4164m)、氷河は左がシヴェルツェ氷河、右がブライトホルン氷河です 写真左からダン・ブランシュ(4357m)、オーバーガーベルホルン(4063m)、ヴェーレンクッペ(3903m)、チナールロートホルン(4221m)、ヴァイスホルン(4506m)「雲が無かったらなあ〜」 山道は歩き易いように整備されています 地面に這いつくばるように咲いていましたが名前は分かりません ルスカム(4527m)とグレンツ氷河が輝いています。 右はカストールとポリュクス ホーエリのロープウェイ駅が前方に見えます モンテローザ山群です 石と岩の山です 4000mの高峰を背にして雪渓を歩きます 景色は大変な所に来ているように見えますが何て事もない山道です 左がモンテローザ山群、右がリスカムです。この人達はシュトックホルンに向かうのだと思います ホーエリのロープウェイ駅です ホーエリ(3273m)の標識です 1998年、21年前に私達はこの先のシュトックホルン(3532m)に登りました。当時はゴルナーグラートからロープウェイを2本乗り継ぐとシュトックホルン駅まで行く事が出来ました。その時の写真を数枚貼って見ます(フイルムカメラでフイルムの保存状態が悪いので写真が汚いです 右の三角がシュトックホルンです。左の山はシュトラーホルン(4190m) 頂上にはケルンしか無かったと記憶しています シュトックホルンロープウエイ駅から30分位で歩けたと記憶しています。誰でも歩ける山道でした マッターホルンと稜線が写っています。右下に映っている小さなロープウェイに乗りました 21年も前の思い出です(頂上にて) ホームページに上げないと記憶がなくなります さて現実に戻って続きです ロープウェイ駅の上にある展望台に行きました ゴルナーグラートから歩いたホーエリグラートの山道です 稜線はシュトックホルンへ続いている山道です。雲にかかった三角の山がシュトックホルンです 四角の建物がある所がローテ・ナゼ、そこまでは問題なく行けそうですがその後が??? 展望台には立派な山名表示板がありました。左がモンテローザ山群、右はリスカムです 氷河はグレンツ氷河で、下でゴルナー氷河と合流します 左からドム(4479m)、テッシュホルン(4491m)、アルプフーベル(4206m) 手前はオーバーロートホルン(3415m)で簡単に登れますので私達も登りました 左がリムプフィッシュホル(4199m)、右がシュトラールホルン(4190m)です 左からドム、テッシュホルン、アルプフーベル、アラリンホルン、リムプフィッシュホル、シュトラールホルンです。いずれも4000m以上の名峰が並びます 大きくしてみます モンテローザ山群からクラインマッターホルンまでの眺めです。生憎マッターホルンは見えません 大きくしてみます 写真左端にマッターホルンが写るのですが、ダン・ブランシュからヴァイスホルンまでの眺めです 大きくしてみます ゴルナーグラートからの展望の違いはモンテローザが近くに見えるようになった事かな? 手前の氷河はゴルナー氷河です リスカムの横を流れるグレンツ氷河。写真下に緑色の水を湛えるゴルナー湖も見えます。私達には一番の宝の山行であるモンテローザ・ヒュッテも見えて、とれも嬉しい思いを致しました 冬の間動くロープウェイ 存分に景色を眺めて下山します よくこのような条件で綺麗にお花が咲くと感心します ホーエリグラートを歩いているハイカーが見えます 帰りは車も通る広い道を歩きました。正面に見える山はダン・ブランシュです 多分あの石の間からマッターホルンを写すと絵になるのだと思います。雲よ早く飛んで行け ゴルナーグラートを下から見ると 緑色とピンク色が鮮やかで可愛いです。ナデシコ科のお花 ゴルナーグラート湖、マッターホルンが写らなかったら、何でもない丸い湖です マッターホルンが雲に隠れているのでこの程度しか映りません リンドウ(ジェンチアン)、今日はあちらこちらで見かけました 登山電車とリッフェルベルクホテルが見えました 駅にあった看板です。モンテローザ・ヒュッテへ行った時、全くこの通りの景色を眺めました ローデンボーデン駅とリッヘルホルン(2978m)、逆さマッターホルンで有名なリッフェルゼーは この駅とリッフェルホルンの間に位置して、駅から5分位下るとあります。 朝のお天気では心寂しかったですが段々と良くなり、ヴァリスの名峰を殆ど見る事が出来ました。「この次があったらシュトックホルンまで行きたいね」と・・・。電車でツェルマットに戻りました 今日はスイス建国記念日の前夜祭があるのでお祭りを見に行きました 道には屋台や机が並べられて凄い人出です 民族衣装を着て演奏もしていました 美味しそうなケーキですが買っても食べる場所がありません 余りの人出に主人はもうイヤだと言い出しました 昼間見えなかったマッターホルンが見えました 早々に家に帰って私は沢山着込んで寒さに震えながらベランダで花火を見ました。貸別荘は丁度良い位置にあるので初めから最後まで見てしまいました。豪快で綺麗で美しい花火は延々と続きましたが、私は写真を写すのも忘れて見入ってしまい、残念な事をしたと後悔しました |