モンテモロ峠(2868m)に登る
2008年ツール・モンテローザを歩いた時、最後にモンテモロ峠からマットマルク湖に
向かって下ってフィナーレを飾った。今回は逆にモンテモロ峠に登ろうと出掛けた
(去年も行こうとしたが雲行きが悪く、途中マットマルク湖から行き先変更した)
サースグルントからマットマルク湖行きのバスに乗り終点で降りて歩き始めました マットマルク湖の堰堤から南の方向に、これから行くモンテモロ峠(2868m)が良く見えます。 峠に立つマリア像が主人のカメラで見ると向きまで分かります 写真左はヨーダホルン(3035m)、真ん中がモンテモロ(2985m) 右はセーヴィネンホルン(3205m)です マットマルク湖の西岸を歩いて行く事にしました 歩き始めてすぐに短いトンネルをくぐります シュヴァルツベルグ川から落ちている滝 湖畔につけられた広くて歩き易い道です 歩き出した堰堤を振り返るとヴァイスミース(4023m) 対岸に見える山はシュベヒホルン(3190m)です が頭を覗き、その手前にアルマゲルホルンが見えます 湖畔を半周して東岸と西岸の道が合流するディステルアルプ(2224m)に着きました 写真左の山がモンテモロ、右がセーヴィネンホルン、真ん中に見えるテリタールの中を これから登って行きます 大きな石が上手に組み重ねられた道です 石伝いに渡渉もありました スタフェル川に掛かる橋を渡る 屈強のハイカーがどんどん追い越して行きます テリーボーデン(2483m)の標識です。この周辺は川が流れ、お花が咲き、雪渓があり 楽園のような所です。氷河はテリーボーデン氷河です 進む右後ろに綺麗に左シュトラールホルン(4190m) 振り向けばビーチホルン(3934m)が薄く見えました 右フルーヒトホルン(3795m)が見えました 岩稜帯になり石組みの階段を登ったり、ワイヤーが掛かった所を登ったりします。 雪解けの水で石が濡れ怖い所もあった 前の女性と終始前後になって登った。「大きい荷物だがオートルートですか?」 と聞いたら「そうだ」と言っていた 写真左の尖った山はパッソ・デルモンディリ(2958m)、右に順にバッテル(2928m)、ヨーダホルン モンテモロです。前の氷河はテリボーデン氷河です この日はお天気が目まぐるしく変り綺麗な青空になる時もありました 写真左からシュトラールホルン、フルーヒトホルン、アラリンホルン(4027m)、テッシュホルン(4490m)です 峠直下は残雪が多く、登りだから良かったが下りだったら私は? ↑マリア像 雪渓が終わったら一気に峠に向かって大きな岩を登って行きます。鎖が掛けられている所もありました モンテモロ峠(2868m)に着きました モンテモロ峠から、歩いて来たマットマルク湖西岸の道が見えます 黄色のマリア様の前で記念の写真を撮ったり景色を眺めています。 写っている山はアラリンホルンです モンテモロ山頂上まで見えたが、モンテローザ山群は雲が掛かって見えずらかった。 一瞬綺麗に見えたがシャッターチャンスを逃したら、その後見えなかった 左端に見えるのはマクニャーガと結ぶ(一度乗換えがある)ロープウェイ乗り場です マリア像の方は晴れているのに。 ロープウェイ乗り場から見るモンテモロ峠 ツール・モンテローザで下った時の事を思い出しながら歩いたが、下りと登りでは、景色が違うように思った。マクニャーガへのロープウェイが営業していて良かった(以前マクニャーガからモンテモロ峠に上がろうとしたがロープウェイが運休で断念した事があった)。街のレストランでゆっくりして、バスでドモドッソラ駅迄行き電車でフィスプに帰った。スイスからイタリアへの峠越えが出来てとても嬉しく思った |