ヴュー・エモッソンダムへ行く
2年前にエモッソン湖を訪ねた時、上の湖(ヴュー・エモッソン湖)の畔にある小屋が
見え、「この次は行ってみようね」と話し合っていたのでこの日行く事にしました。
この日は大イベントがある日とも知らずに行っていまい、交通の大渋滞にあい
予定していたハイキングコースは歩けず、課題を残してしまいました

前回はル・シャトラールからケーブルカー、トロッコ電車、ミニケーブルカーを使って行ったので、今回はフィーノ駅からバスで行こうと思ってフィーノ駅に向かいました

シャモニ駅


シャモニ駅からモンブランが雲間から見えました


フィーノ駅発エモッソン湖行きのバスが来たのは予定の40分遅れ、走り出したと思ったら、路上駐車の車に阻まれて進まず、エモッソン湖に着いた時はフィーノ駅を出て2時間後でした。
コスモジャズフェスティバルがヴュー・エモッソンダムで行われる日でした。知らなかったのです



……歩いたコース ……予定していたコース


ようやくバス広場に着きました。 バスの車体にはセントバーナード犬が描かれています


広場から見るモンブラン。今日は昨日のようにスッキリとは見えません


広場には恐竜の像が。ここから恐竜の足跡を見に行くハイキングコースもあります(5時間)

       
今日のヴュー・エモッソン湖で行われる野外コンサートの看板です


コスモジャズフェスティバルのTシャツが売り場。シャモニ周辺で20日から28日迄行われた


氷河から流れ出るミネラル豊富なアルプスの水は、光と影の加減から宝石のような美しい色になって輝いています。


写真家の小川清美氏は「天空に浮かぶ湖」と表現しておられます。  写真大きくなります

       
ヴュー・エモッソン湖迄1時間40分です


ミニケーブルカーの下を通って堰堤に向かいます


エモッソン湖の東岸の山道です。山はベル・オワゾー(2630m)3時間位で登れるようです


堰堤から北側を見る。 写真向かって右の山はスイスイタリア国境の山モン・ルアン(3057m)


高い岩山はレ・ペロン連峰。2年前は歩道と車道が分かれていましたが。


堰堤を通り越しバス道を歩きます


上方にヴュー・エモッソンダムの堰堤とレストランが見えます


バスの終点です

        
この沢の上に小屋がありますが道が無いので直登は出来ません


黄色の標識で湖畔に沿った舗装の道(傾斜が緩やかなので行く人が多い)と、山道に分かれます


我が家は山道を選びました


岩壁に沿った山道にはいろいろのお花がたくさん咲いていました。上に小屋が見えます


マメ科の花かな?



タマキンバイがたくさん咲いていました

       
バルトシア・アルピナと言うらしいが、今まで見たことがないような気がする


写真左の高峰は特徴ある形のラ・ヴーダル(2491m)です


色とりどり百花繚乱のお花で綺麗です


急な山道になりました


舗装の山道からの道と合流しました。道端にお花が続きます


岩の割れ目から咲くキキヨウが素敵


フウロソウが群生していました


水平の道はプロムナード



振り返って見るエモッソン湖

        
岩に掘られたトンネルはから、帰りの人が続々と出てきました


トンネルを出るとパァと景色が変わります


堰堤の前、岩の上に建つレストラン(小屋)です


レストランの食事を期待していたので何も持って来なかったが、内外共ごったがえしていたので、飲み物と菓子パンを買って、隙間を見つけて急いで食べるだけでした


余りに大勢の人出に驚きました。ジャズと空中ダンスを組み合わせたユニークなショーなので
大勢の人が繰り出したのでしょう



空中ダンス(クライミングダンス)のショーがあったらしいですが、もう終わっていました。
これは見たかったので残念でした。↑後で公式サイトで見た写真です



途中休憩の時間でしたので演奏を聴く事は出来ませんでした。が演奏時だったら立錐の余地が
なかったようです



大自然の中のコンサートです。岩の上、草の上の人、寝転んでいる人この日の人出は3000人以上と書いてありました


ヴュー・エモッソンダムの堰堤に上がります


ヴュー・エモッソンダムの堰堤も人・人・人でした

       
空中ダンスのダンサーの方でしょう


ダムの堰堤からエモッソン湖を見ています。ダムのアーチが綺麗に見えます


ヴュー・エモッソン湖は真っ白い雪が残っていました。対岸山はスイスとフランスとの国境の山並みです。湖の色が紺碧です。予定では山の上から湖の全景が見れたのに残念です


エモッソン湖まで1時間30分とあるのは、今日我が家が予定したコース……ではありません
予定の周回コースはもっと時間が掛かりますので、残念ながら戻ります



人出を見るだけでなく、来たからには演奏も聞いてみたかったが仕方がありません


ウサギギクの黄色が鮮やかです


名前は分からないが綺麗ですね



カラマツ草


マメ科のお花らしいが、岩に咲いていると芸術的で素敵です


帰りは緩やかな山道(舗装道路)を下りました

      
可憐なマルタゴン・ユリが綺麗に咲いていました


ヤグルマギクなど綺麗なお花が沢山見れたのが思い掛けない収穫でした


エモッソン湖東側の山ベル・オワゾーも登ってみたいが我が家では無理です


ダムの堰堤から下にトロッコ電車が走っているのが見えました


中央の山がシィ・ジェール(2061m)眺めがよく広場から50分位で往復できるようです


広場から見るモンブランです



写真右奥が昨日行って間近に見たシャルドネ(3824m)、中央の氷河はグラン氷河、山はエギュイユ・デュ・トゥール(3541m) 。 昨日遠くに見えたエモッソン湖から反対に景色を見る事が出来て嬉しかった


帰りもバスにしようと思ったが、観光案内所の方が「何時出るか分からない」と言うので、ケーブルカー・トロッコ電車を乗り継いで帰りました。途中にあったアイベックス像です

我が家は何も調べない(調べられない)で行ってしまうので、このような羽目に遭うのは当然と言えばその通りなのだが、このようなイベントが山奥で行われている事を知った良い経験でした。
この次行く事があったら予定のコースを歩いて見たいと思うが主人の反応が問題です


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