トラキュイ小屋を訪ねて
今年もチナールの貸別荘に一週間滞在しました。
去年アルピテッタ小屋とグラン・ムンテ小屋を訪ねて素晴らしかったので、今年は
どうしてもトラキュイ小屋を訪ねたくて、滞在一日目にお天気が良かったので行きました。
行程時間的にも、山小屋一泊で行くべきコースかと思ったが朝早く出て日帰りとした
今日のコース チナールの象徴ベッソが綺麗に見えます。ベッソに向かうように少し歩いて左に入って行きます トラキュイ小屋までは4時間から5時間です。標高差1600mあります ダンブランシュ(後)グラン・コニエル(前)の朝焼け お花畑を歩いて行きます 見上げる滝とロック・ド・ラ・ヴァーシュ(右) 左は岩壁 森林限界を過ぎるとチナールの街が見えます 滝に出会い、石がごろごろした所を歩きます 展望台ロック・デ・ヴァッシェへの分岐 (素晴らしい眺めの展望台へは登り20分) コンボタンナ(2578m) プライベート小屋があります 左はテト・ド・ミロン、中央がワイスホルンです この辺りは穏やかな草原の登りです 正面奥にヴァイスホルンが見えます。前を行くハイカーは歩くのが早い(私達が遅い) チナールロートホルンとオーバーガーベルホルンを結んでいるかのような白い吊り尾根の右にマッターホルンの頭が見えます 左からポアント・ド・チナール、その横の高い山がダン・ヌランシュ、その右横がグラン・コニエル ミロン峠への分岐からの眺めをパンラマにすると モレーン帯から見るトラキュイ小屋 美しい眺めに見とれて足が進みません。中央の尖った山がベッソ 手前の丸い山はポアンド・ダルピテッタ ミロンのコルへの分岐にある標識 断崖の上に小屋が見えた時、小屋迄行ける確信が持てた(小屋迄休憩を含めて5時間半タイムオーバーなら引き返すつもりだった) 写真右はビスホルン 小屋まではガレ場が続きます。チナールロートホルンと白い稜線はうっとりするほど綺麗で素敵です 白い稜線の右に三角錐の山が頭を出していますオーバーガーベルホルンです。その隣はトリフトホルン これから難所が出てきます ほぼ垂直な岩ですが鎖が付いているので安心です 主人が大好きな岩場の登り 岩場を登ると素晴らしい景色が待っていました i一面の雪景色を見て大感激しました。トゥルトマン氷河 左からビスホルン、ワイスホルン、テト・ド・ミロン 小屋を囲むようにビスホルン(4153m)、ワイスホルン(4506m)、テート・ド・ミロン(3676m) 真っ白い雪にスイス国旗は良く似合う 目の前のテート・ド・ミロンへは私達でも行けそうな感じがします 小屋の前で、私達もスープやケーキを注文して休みました スイス山岳会の威厳がある立派なプレート 小屋の前はパラグライダーの基地、この日も色とりどりのパラグライダーが気持ち良さそうにふわふわ浮いていました 素晴らしいロケーションに建つトラキュイ小屋の全景 少し離れた所に建つ十字架の所まで行ってみました 記念の写真を撮っていただきました。お天気に恵まれたので良い思い出になります 小屋からベルナー・オーバーラントの山も見えました。写真左はチンゲルホルン、その横の高い山はビーチホルン、中央の高い山はアレッチホルン 雄大で素晴らしい景色を存分に堪能して下山にかかります クライマーが登って来ました。明日ワイスホルンに登るのでしょう。私達が見た景色よりもっと素晴らしい景色を見るのでしょう。私が何よりも羨ましく思う人達です 下りが苦手な私はより慎重に歩きます あ〜あ幸せだなあ〜、こんな景色が見られて チナールロートホルンとお花 遅くなる事を心配してのハイキングだったが、余裕で歩く事が出来たので遊びながら帰りました ダン・ヌランシュからアローラ方面の山々が見えました。写真左の方を拡大すると↓ 左の尖った山はモンブラン・ド・シェイロン、その右大きな山はグラン・コンバン、写真右奥の大きいい山はモンブランかも知れません(間違っているかも知れませんが) ここからみるチナールロートホルンの特徴ある山姿はいつまでも目に焼き付いて残るだろうと思います 山々に囲まれたお花畑の中で幸せをかみしめる主人 ワイスホルンとキキョウ ギザギザの道を登った先はアルピテッタ湖 下りてきた道を振り返れば 綺麗なお花も咲いていたが、今日は景色に圧倒されたハイキングでした ダン・ヌランシュとお花 素晴らしい天候に恵まれ、念願のトラキュイ小屋を訪ねることが出来て、幸運に感謝を致しました。 1600mの標高差を日帰りするのは、高齢者として問題かなと思いながら、より慎重に歩きました。 抜群の景色を見せていただき、素敵なスイス山岳会の山小屋を訪問でき、至福の一日でした |